人生観をかえるかもしれない1億円豪邸での擬似リタイア体験の勧め

【ノマド研究所5期会員募集のお知らせ】人生は短いです。あーやりたい事があるのに、何か思い切って一歩を踏み出せない自分にいらいらする、もっと自由に生き見たいのに。ノマド研は、ノマド的な生き方を志向するひと、ノマド的な生き方を実践するひとのネットワークです。400名以上の価値観のちかいメンバーと一緒に語らいましょう。⇒ご案内

多くの人は、

あーさっさと仕事やめてー、リタイヤしたい

南の島でボーっとしたい。

リッチにくらしてみてー

といった夢を抱いていると思います。

一億円のプール付きの豪邸と、5つ星ホテルでプールと、ビーチとおいしい食事、これが手に入ったら、凄いと思いませんか。

こういうのって、本当にカネが掛かるとから一生無理とおもっているひとも居ると思うんですが、どうやら、そうでもないようです。

ベトナムで調べたところ、そのくらいなら「格安」で実現できてしまう。

じゃ、なんだったんだ・・豪邸でプールでくらすという人生の夢はww

まあ、とにかく、人生のゴールってなんだっていうのに向き合ったり、自分のいままでのお金とか物欲にたいする価値観をゆさぶって、みるくシェイク状にしてしまうのには、いったん徹底的に豪華な引退生活をしてみるというのがいいのではないかと考えるようになりました。

擬似リタイヤ体験です。

実際どういうところで、何ができて、費用がいくらくらいなのか。

リサーチしてみたので書いてみます。

写真は、ベトナムでみつけたゴルフコース脇のヴィラです。

 

プール付きのヴィラで、巨大なリビングと、部屋が3つついてます。買うと1億円くらいする豪邸ですが、なぜか月に1500USDで借りれます。まあこういうところに住んだら完全に夢の世界ですね。まさに欲しいとおもうような家と環境がそこにありました。

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なんとこの物件6ヶ月+1ヶ月分のデポジットで借りれるそうなので、1500USDx7=10500USD(105万円)で、一生かかっても買えないような豪邸にとりあえず住めます。

あとは、豪華な生活をする生活費。生活費は日本の1/3-1/5くらい。だいたい、レストランで豪華にたべても、1000-2000円くらいで食べられます。4つ星ホテルの、ディナーバフェが、だいたい25ドルくらいです。

なので、そうですね、月に20万円くらいあると、日本で月の小遣いが100万円くらいの感覚が得られそうです。

生活費 20万円x6=120万円

そして、これが近くの5つ星ホテルですね。毎晩ここには泊まれませんが、プールとビーチの利用だけなら、一日10ドル。月会費だと、なんと50ドルです。これを使えば毎日5つ星ホテル生活ができますね。

50 x 6 =300ドル

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あわせて、6ヶ月の完全リタイヤ費用の概算は、228万円でした

 

年間にして、450万円。あれ・・・。日本のちょっとしたひとの年収と同じくらいじゃないか。

日本人ならだれでも、こんな引退生活できるんですね。日本の収入って実は凄いですね。

 

ともかく、

あこがれの引退生活を今すぐ、200万円で。

というセラピーはどうかなーとおもうのです。ピンときたひとがいたら、きっと何かピンときてます。

世界一周するのもいいけど、こういうのもどうかな。突き抜けないとね。人生観かわるかも。

なお「全員がそんな体験をできる余裕があるわけではない」というコメントは大歓迎です。

 

「ノマドと社畜」に関して、ブラック・非正規と、ビジネスオーナーを加えて完全マトリクスにしてみたよの巻

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谷本真由美さんの「 ノマドと社畜」が話題になっている。私も拝読させていただいた。

松井博さんの書評に、とても的確なことが書いてあった。安定なき自由と、束縛された安定という話だ。

「ノマド」と「社畜」って「安定なき自由」と「束縛された安定」のどちらを取るのか? というそういう選択です。いい悪いじゃなくて、どちらが自分に向いているのかというお話。

まさに、的確な表現だとおもう。。そこで、私は、この安定と束縛についてもうしこし考えて見ることにした。

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いつもながらのマトリクスだ。安定と不安点、束縛と自由を掛けあわせてある。
もし世の中がトレードオフが成立するなら、このマトリクスのなかで、存在するのは、松井さんのいうように、「安定なき自由」と「束縛された安定」の2つになるだろう。つまり①と③の部分で、これが社畜と、フリーランス(ノマド)の対比になる、ということだ。

しかし、わたしが注目したいのは、マトリクスのほかのマス目なのである。
たとえば、②である。
②は、不安定かつ、束縛されているという、いってみれば悪いところ取りだ。こんなものがありえるのかというと、御存知の通り、非正規雇用とか、ブラック企業勤務とかがまさにこれにあたる。

いまの日本の雇用環境は、①の「束縛された安定」が崩れ去り、多くが②の「安定なき束縛」に転落していっているのではないかと考える。

一部の人は、どうせ安定しないのだから、安定しないことを大前提として、ならば自由を得ることでバランスをさせようとしているのだおともう。それが①⇒③のフリーランスになるという選択肢が、一部で市民権を得ている理由だろう。

谷本氏の「ノマドと社畜」では、欧米の事情がかかれているが、欧米の事情はまた違う。①の行く先が、③だ。企業はどんどん外注化をすすめており、フリーランスで働くしかないひとが多くをしてめしまっている。もちろんフリーランスで実力があるひとは自由も同時に謳歌できるが、フリーランスの大半は厳しく、たんなる下請けにおわってしまって、③フリーランス⇒②ブラックへへ転落するひとがどんどん増えているという話だ。

じゃあ、④はないのか?という話になる。安定と自由を両方を得た人だ。

これは実際はありえる。10億円くらい資産があって引退したひと(投資家・資産家)は、安定と自由を両立している。
どうやって④のゾーンを目指すかという話はあまり見かけないが、結局ここのゾーンにいくには、「安定」をどうやって作り出すかが鍵になる。基本的には組織をつくること、つまり、ビジネスを起業して、組織をつくり、それらのオーナーになるということだ。

フリーランスでもほんとに賢い人は、表向きはフリーランサーとかいっているが、受託の仕事ではなく、メディアをつくったり、セミナーや、本、教材、などを売るといった、マルチプルできるものを作ろうとしている。

とりとめがなくなったが、日本には、元来、社畜しかなかったのが、いまブラックが増えてきたという話。そのなかでフリーランサーを目指すながれも出てきたが、このマトリクスを見るとフリーランサーも甘くないぞ、ということだ。

ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える
朝日出版社 (2013-01-11)
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新刊のお知らせ「ノマド化する時代-グローバル、ボーダーレス、フラット化の世界を如何にサバイブするか?」

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ノマド化する時代 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

親愛なる読者の皆様。

私の新刊が、発売する運びとなりましたので、改めてご紹介させて頂きます。

この本は、「ノマド」について書いた本です。

ノマドかよ・・と思ったひともいるかもしれません。そう思ってうんざりしている人にこそ、この本を読んでほしいと思っています。私の考えるノマドとは、フリーランスで仕事するといったことや、田舎暮らし、といったこととは全然違います。

ここ1年間で集めたわたしの知見をすべて書いてます。わかっている人にとっては、すでに実感していることなのですが、世の中の99.9%のひとは知らない事実、目を背けたくなる現実について書いています。
これからの時代、すべての人がノマドを強いられる時代がくるのです。

「TOIEC満点が当たり前」。韓国では、IMF以後、国内市場が縮小し、エリートほど海外で稼ごうと国をさりました。韓国エリートは国境の境がなく、世界中をノマドのように渡り歩いています。

企業は益々グローバル化し、中心がない多国籍企業になっていきます。かれらは世界中から人材を集め、世界中のもっとも有利な場所で業務をおこないます。企業のノマド化です。
それに合わせるように、エリート層と、下層が世界をぐるりと一周しているのです。

資本家、グローバル企業の経営者、銀行家、ソフトウェアの技術者、デザイナー、作家、ほかクリエイティブな人々、それらが、超ノマドとして、次の帝国の支配者になろうとする一方、果てのない低賃金労働に巻き込まれ、時給数ドル、世界の果てまで出稼ぎの旅にでる、下層ノマドも生まれます。
そして、国という枠組みに閉じ込められて、それから出られない中間層。彼らはノマド化した超帝國に監視され、ゲームやや保険といった仕組みで、麻薬づけにされてしまいます。

国、従来の会社の力が弱まり、グローバル企業、個人の力がどんどん強くなっていく。
そして2050年ごろには、現在の近代国家は、グローバルな金融と企業の前に、完全に崩壊してしまう未来が見えます。
国ではなく、都市国家が、世界中のノマドを奪い合う時代。

そのような時代のなかで、われわれはどのような心構え、準備が必要なのでしょうか?

新興国でのビジネスチャンスを活かそうと、市場のある場所に果敢に移動していく新しい世代の起業家たち。子供をインターナショナルスクールに通わせるために、マレーシアに移住した親子。シンガポールの外資系企業に、もういちど入社しなおしたひと。ベトナムから日本の企業の案件をうけて、物価差を利用するデジタルノマド。

ノマドなんて自分には関係ない。

そうではありません。

これからは、あなたが望まなくても、あなたがノマドとして、世界の海原に放り出される時代がきます。

昨今のノマド論と一線を画し、ノマドに関する本筋の議論をすべて盛り込んだ渾身の一冊です。

ぜひ、ご一読いただければ幸いです。

<目次(抜粋)>

●プロローグ

国から、企業、個人へのパワーシフト

そして、個人は裸のまま「世界」に放り出される

ノマド化する時代をどうサバイブするか?

●第1章 ジャック・アタリのノマド論

遊牧民と、ドゥルーズのノマド

アタリのノマド論~グローバル化、国家の終焉、ノマドの出現

●第2章 グローバルエリートとしてのノマド

国外に仕事を求める韓国エリートたち

グローバルエリートとして世界にでていく李さん

グローバルエリート、リーダーをめざす日本人たち

●第3章 下層ノマドの出現、ノマド化する業務とノマド民の大移動

個人のノマド化をそくす、企業や仕事のノマド化

高度にノマド化されたグローバル多国籍企業

ノマド業務を都市が奪い合う未来

2層のノマド民の大移動

●第4章 起業家としてのノマド

カンボジアの大地で芋を育てる

ベトナムで本格的なナポリピザを始める

起業家にやさしい国 シンガポール

●第5章 次世代のノマドを育てる

超格差社会韓国の子育て

マレーシアに親子留学するケース

マレーシアに母子移住したケース

●第6章 ロケーションインディペンデント(デジタルノマド)

ロケーションインディペンデントの誕生

ロケーションインディペンデントな仕事

ロケーションインディペンデントを可能にした3つの要因

●第7章 ノマドになるには?

どこに所属しているのかではなく、あなたが何ができるかが問われる時代

ノマドに共通する特徴とは?

グローバル人材とノマド人材の違い

ノマドになるためのヒント

●エピローグ

ノマド化する時代と、超紛争

トランスヒューマンの出現

日本人はトランスヒューマンになりえるか?

ノマド化する時代 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

サラリーマンもノマドを強制される時代がきます

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ノマドって、フリーランスのことでしょ、っていう話しがずっと出ている。

フリーランスなんて一部の人の話・・
フリーランスが爆発的に増えたりはしないし・・
みんながフリーランスみたいにマッチョに生きれるわけじゃないし・・
会社はなくならない。

そういう反論ばかりが目立ちますね

それ、フリーランスっていう言葉に惑わされて本質を見失っています。
たしかに、ノマド=フリーランスという意味でのノマドは、今後もそう急激に増えることはないでしょう。

私が考えるノマド化というのは、もっと根本的な意味での話をいっています。



フリーランスのノマドは、会社に属さず、プロジェクトや案件ごとに契約して仕事をします。
個人が主体で、組織とは契約で仕事をする。これがノマドという言葉になっています。

では、会社員は、ノマドでしょうか。
私は、ノマドになっていくと思います。
(もちろん、いままでどおりの終身雇用の人=サラリーマンはノマドではありません。)

ただ、現在は、組織に雇われていても、どんどんとプロフェッショナル化しています。
例えば、マッキンゼーやIBMやアクセンチュアのコンサルタント、ゴールドマンサックスのトレーダーやアナリスト、これらの人は、組織に「雇用」はされていますが、個人の能力を売りにして、その能力を一番高く買ってくれる会社と、「雇用契約」を結んでいるだけとも捉えられます。

こういう意味では、例えば、IT企業の社長を歴任して株主から選ばれるような、プロCEOなんかも、ノマドなのです。
雇用契約はフリーランスの案件よりも期間はながいですが、それでも契約であることは間違いなく、欧米中国シンガポールではこれを3年なりのサイクルで変える(職を変える)のはむしろ当たり前です。

そこにあるのは、組織に頼るのではなく、組織のなかの個人なのではなく、プロフェッショナリティをもった個人が組織と契約するという概念です。

それが、プロジェクトごとの契約なのか、数年の雇用契約なのか、それは単なる契約条件にすぎません。本質的には、個人と組織が一心同体という日本型の長期組織といったものは崩れていき、組織も数年ごとに変われば、サラリーマンもノマドのように、いろいろな組織にたいして、柔軟に雇用されたり、渡り歩いたりするということです。

これは、実力のない個人、組織に頼りたいひとにとっては悪夢です。

しかし、そういうひとにとっても、否が応にも、次の時代には、ノマドのように個人として生きていくことを強制されます。仕事がなくても組織にいられる時代、なにができるかではなくどこの所属しているかによって給与が決まった時代は、だんだんと懐かしいものになってくるでしょう。
本質的には、会社員でもフリーランスと同じように能力で食っていくだけのマッチョにならないと、将来は暗いということです。


その個人がどこに所属しているのか=組織の時代
その個人がなにができるのか=個人の時代=ノマドの時代


組織の時代にしがみつきたいひとも、いずれ、無理やりノマド化を強制されます。

会社員だからといって、ノマドではない。ノマドは関係ない、と考えているなら大間違いです。会社員だからといっても、会社・雇用という市場において、あなたはノマド遊牧民のように、雇用される能力(エンプロイアビリティ)を高めて、会社を移り歩く力を身につけなくてはいけないわけです。そして、高度のノマド化した会社員は、それこそ、日本がだめでも、シンガポールでも香港でも、どこでも仕事があるところに移って仕事をしています。韓国のエリートはほとんどがノマドです。

会社員も雇用市場でノマド化します。
そして、それがグローバル化、日本だけではなく、世界の人が参入してきています。
それが今起こっていることです。

会社員の方でもちろん気付いているひとも多いと思います。
しかし、そういうかたでも、ノマドの話はぜんぜん関係ないと思っていると思います。
元の現象は同じです。世界が動く方向は一緒なのです。その根本がどういう力学で動いているのか。ぼくはそのキーワードとしてノマドという言葉をもう一度、ちゃんとお話して行きたいと思っています。

ガチノマド実験。南の島リゾートでノマドワーク を試してみた

【ノマド研究所5期会員募集のお知らせ】人生は短いです。あーやりたい事があるのに、何か思い切って一歩を踏み出せない自分にいらいらする、もっと自由に生き見たいのに。ノマド研は、ノマド的な生き方を志向するひと、ノマド的な生き方を実践するひとのネットワークです。400名以上の価値観のちかいメンバーと一緒に語らいましょう。⇒ご案内

ノマドの話題です。ノマドするといえば、カフェで仕事するというのが、定番です。
しかし、そんなの甘いぞ、真のノマドは、ほんとに場所を選ばないはずだ。と思い、どこまでノマドワークできるかを自身で試してみたことがあります。
今回はそれの報告です。
ちなみにこれ、ちょうど一年前2011年12月の話です。当時はノマドなんて流行ってなかったのでこんな話をしても仕方なく、ブログにはかかなかったんですが、いまなら多くのひとに興味をもっていただけると思い、掲載します。


ノマドなら、世界のどこでも働けるはずだ。
ノマドオブジェとネットさえあれば、どこでも働き、どこでも収入が得られることを証明してみようというのがこの試みです。
ちょうどマイルのチケットがあまっていたので、その範囲でいけるフィリピンのリゾート地を選びました。ここに1週間滞在し、仕事が問題なくこなせるのかを実験してみた次第です。


映画のワンシーンがありますよね。ギャングとかが、カリブのリゾート地で、葉巻を吸って、女性をはべらせながら、携帯で部下に司令をだす。部下はコロンビアとかで麻薬でFBIと戦争みたいな。
電話一本だけで、カリブリゾートから司令をだす、ギャングの姿に憧れ(笑)ます。

おれも、フィリピンリゾートから、ネット一本で司令をだすぞ!

私の、仕事というのは、

・経営している会社の運営(スタッフMTG、指示、電話のやりとり)
・書籍原稿の執筆
・ツイッターや、ブログの更新

この3つです。これが僕の仕事のすべてなので、これがフィリピンのリゾートで出来れば、もはや世界中どこにいても仕事が出来るはず。そんな仮説のもとに実験開始。
1週間の仕事はちゃんとこなせるのか?





まずは、リゾートにチェックイン。wifiが入ることを確かめます。
フィリピン、しかもリゾート地なので、ネットのスピードはかなり遅いことが考えられます。それでも、仕事できるのかというのがポイントですね。




早速ビーチサイドでお仕事開始。
ビールの誘惑がありましたが、ここは、ひとつマンゴーシェークを頼んで、仕事をはじめます。
土日に移動してきたので、今日は月曜日。午後になりましたが、スタッフとMTGです。
スカイプでのMTGを行いました。
iPad2にイヤホンをつないで、スカイプで東京のスタッフとMTGします。
30分ほどのMTGでしたが、音声のみなら途切れることなく、何の問題もなくMTGできました。

途中、プールサイドの寝椅子にねっころがりながら、プールや空を眺めながらのMTGです。かなりギャングに近くなって来ました。

周りはホテルのスタッフくらいしかおらず、スカイプで話していても、スタバのように周りにめいわくはかけません(笑い)


MTGのあとは、デスクワークです。
これまたプールサイドに陣取り、遅い昼飯をたべながらメールのチェックなど。
ややこしいメールもありましたが、メールですむものに関しては、メールで返答すればよいのでもんだいなし。

さらに、1,2件、電話をかけなければいけないものがありました。
これが従来ハードルがたかかったもの。
電話が絡むと、海外はむずかしかったので、これがどうクリアできるかが課題でした。

結局普通に、スカイプから相手の固定電話に電話。
いつもどおり「お世話になっております、大石です」で、何の問題なく電話完了。
相手は、私がリゾートからかけているとはまったくわかるはずもありません

フィリピンから日本へのスカイプ通話は、1分1円くらいです。バカ安ですね。


発信はいいとして着信はどうなの?
というのがもう一つの疑問です。

僕の場合東京にスタッフを置いているので、その人が電話などを対応してくれればいいのですが、今回はあえて暴挙にでました。

代表電話をすべて、フィリピンで取る。
実験ですから!

当社にかかって来た電話は、東京のスタッフはとらず、私に転送されます。
転送されるのは、上記の青い、ノキア製のシンプルな携帯です。
フィリピン現地で購入した一番安いもので、SIMフリーです。
端末が約1100ペソ(2200円)。これに、SIMカードが100ペソ(200円)くらいです。
合計2400円で、ゼロから着信環境がつくれます。

日本のローミングとちがって、着信するだけなら、お金は一切かかりません。
200円のシムカードを一枚指しておくだけで、無制限に着信できます。すばらしい。

転送もスカイプを利用します。
スカイプ番号という、050で始まる番号が取得できます。これは、その番号に他人がかけると、スカイプに着信するというものです。
まず、代表電話(03)⇒050スカイプ番号に転送をかけます。これはボイスワープというNTTの転送システムをつかいます。
その後、050のスカイプ番号に着信があった場合、こちらの現地の携帯に転送するように設定します。これは、スカイプで設定をおこないます。

これで、普段の03番号に電話をかけると、なんと現地フィリピンの着信無料の携帯電話にかかってくるのです。
なお、個人の携帯電話に関しても、すべてスカイプ番号に転送することで、全部の着信を現地携帯で取ることができました。

これやってみての感想ですが、なんとか行けると言う感じです。
すこしエコーがかかったような音声で、少々話しづらいのですが、相手はなんかちょっと回線がわるいなくらいで、別に問題はないようです。また、転送をくりかえしているため、着信するまでに20秒くらいかかるので、その間に相手が切ってしまうと困ります。ただその場合もスカイプ側には着信履歴がのこるので、あとから検索はできます。

費用ですが、
03番号⇒スカイプ番号 の部分は、NTTのIP電話へかける料金が発生。当方負担。
スカイプ番号⇒フィリピン の部分は、スカイプの国際電話料金が発生。当方負担。
なお、日本⇒フィリピンの通話料金は、22円/1分です。

ビジネス通話ですのでせいぜい話す内容は5分程度。一回につき100円~200円という感じでしょうか。日本⇒フィリピンはやや高めですが、シンガポールなんかは、2円66銭/分ですんで、もはや国内の転送料金のほうが遥かに高いということになりますね。

転送費用はすべて当方負担で、相手側には一切の追加料金がかからず、また相手側はどこに電話をかけているのかわかりません。完全にトランスペアレントなしくみです。

実験結果ですが、1,2本、電話を取り逃がすことがありました。やはり、転送に時間がかかるのが問題のようです。ここらへんは転送時間を調整したり、即時転送などの設定でクリアできるとおもいます。

これで、電話の問題もクリア。

(なお、真のノマドを目指してゼロから仕組みを設計するなら、そもそも電話を一切使わないでビジネスする仕組みを考えたほうがいいとおもいます)




こんな感じで、リゾートノマド。
装備は、DELLのパソコン(笑い)と、iPad2です。
DELLのパソコンがノマドっぽくないって!
いいじゃないですか。Mac Book Air じゃなくたってノマドできます。ちなみにこれ重さ3kgあります。ちと重すぎました。

※なお、現在のノマド環境は、PCと、ipadを廃止、Nexus 7に無線キーボードですべてできるように進化しました。

ちなみに、一週間ほど滞在したのですが、仕事の成果はというと・・・

・会社の経営

⇒何の問題もなくできた。

・ブログ/ツイッター

⇒何問題もなくできた

・原稿の執筆

⇒進まない(笑)

原稿の執筆のように、集中力を要するものは、ちょっと南国では向いてないことがわかりました。
夕方になるとビールがのみたくなって、誘惑に負けまくるしww。

誘惑うんぬんは置いておいて、環境事態は、日本にいるときとさほど変わらなくできることがわかりました。

リゾートノマドは可能です。
あなたもできます。

ぜひやってみてください。


なお、こちらのリゾートは一泊1500ペソ(3000円)。一週間割引で20000円くらい。
ちょっと環境を変えて仕事するには、ぜんぜん有りの料金ではないでしょうか。
息抜きにはビーチを散歩したり、夜は夜で賑わいます。
リゾートノマドは楽しいですよ。

なお、くわしい場所や、ホテルの場所や、費用面など、もろもろブログに書けないリゾートノマドの裏話は、私がファシリテートする会員制コミュのtyk projectsにてお話します。質問にもお答えします。ノマドネタに興味があるかたは、ぜひコミュニティで情報交換いたしましょう。
 

自由が欲しければノマドになってはいけない

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ノマド=自由

というイメージが強い。

ノマドとは、組織にとらわれず、自由な時間に、自由に働く人ということで捉えられているとおもう。

その代表が、フリーランスだ。
だから、ノマド=フリーランスという定義になりつつある。

だがあえて警告すると、自由が欲しければ、フリーランスは最悪だ。



先日も、以前のフリーターブームの渦中をしる作家さんの話をきいたのだが、フリーターの馴れの果ては悲惨である。
当時はまだバブルにうかれていて、フリーターとして、バイトをやって食っていてもなんとかなったが、バブルが崩壊した跡のフリーターは、見るも無残だった。

だから、当時を知る人からは、ノマド論は、フリーター論のブームの再来にすぎない、こういう議論は繰り返されると指摘する。

フリーランスは、実のところ不安定である。

芸術家や建築家、一部のデザイナーや、作家、コンサルタントなどの、本当にそのひとのオリジナルの仕事をしている人は除いて、ほとんどのフリーランスは、たんなる外注の請負にすぎない。
企業からみれば、いつでも切れる便利な人々で、供給も沢山あるから、気に入らなくなったら、別の人に変えられる。たしかに品質の差は大きいので、一定のひとと長く付き合ったほうが良いが、だからといって、基本的には企業間取引と一緒だから、価格が降り合わなくなったり、別の良い業者が現れたらすぐに変えられてしまう。

つまり、身分が会社員からフリーランスに変わると、正社員から、派遣社員なるレベルではなく、派遣社員よりもひどい、委託業者ということになるのだ。


とりわけ、そのノマドが、他のフリーランスとさほど差別化のきかないような下請けの仕事をしているならば、どんどんと安くなる委託料で、不安定な契約で行うことになる。

そして、いずれ、インドや中国などに取って代わることになる。
日本の場合まだ日本語という原語の壁があるが、英語圏は悲惨だ。

たとえば税理士の仕事やフィナンシャルプランニングなんかは、フリーランス的ではあるが、ほとんどインドにアウトソースされている。
デザインの領域も危ない。iPhoneのデザインをつくるといった特殊な領域は別として、普通にウェブを作るとかポスターをつくるとかいった領域は、どんんどん安い方にながれていく。

なかには、すごい特殊な才能があり、絵が一枚1億円でうれるといったように、自分の単価をあげられるひともいるだろうが、たいがいの場合は、平均的な単価をちょっと上回るのがせいぜいだ。

ノマドになる目的が、自由を得るということ、本当の自由を得るためには、むしろフリーランスは最悪の選択肢だ。自由を得るためには、フリーランスという手段は間違っている。

自由を得るには、自分がフリーランスになってはいけない。
安いフリーランスをつかって、自分で商売の元締めにならねばならない。
フリーランスで仕事をするのではなく、自分の事業を起こすことが、一番の近道だ。

フリーランスと、社員一人(自分だけ)の事業をやっている事業家は、似ているようで違う。
前者は、不安定な請負業者だが、後者は資本の力を利用できる資本家だからだ。


●続きの議論は、私のオンラインサロン tyk projecs でお話しましょう。興味があるかたは、ぜひ参画ください。

●記事に共感いただけましたら、tykのツイッターもフォローください!


国の形骸化と、年収200万ノマドの悲惨な行く末

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貧乏は、自由だという話が続いている

それはたとえば、貧乏でも出家して修行したりして、精神的な豊かさを得たりすれば、心は自由だろう。

心の自由と物理的な自由は違う。

アルキメデスは、さぞかし貧乏だっただろうが、すきな数学に没頭し、世界の歴史に残る人物になった。
しかし、最後は残念な死に方をした。アルキメデスは製図器械を運んでいたところ、これを金目のものと見た兵士によって殺されたという。


兵士に踏み入れらたアルキメデスは、ちょうど床に図形を書いており、「私の図形をこわさないでくれ」といったが聞き入れられなかった。
物理できな力をもつ兵士のほうが強かった。

貧乏は自由という、清貧の思想は、どちらかというとこういう話に近い。

1. 物理的な自由を得られないから、または、物理的な自由を得ないでいいから、精神的な自由を得よう

というものだ。
これは、人と人とがネットでコネクトし、物理的に移動しなくても、さまざまな精神・言論活動ができる、インターネット時代に適している。
アタリが、バーチャルノマドが出現するといったのはまさにこのことだ。
定住地にこもって、移動はできないものの、ハイパーに自由に世界を動く人への憧れはあるが、それが実現できないために、精神的な移動や精神的な自由をもとめて、ネットにコネクトし、サイバースペースのなかでの自由を謳歌する。
またに、バーチャル民である。
 僕は国という単位は形骸化すると思っている派。戦争起きたら日本のために戦わず、海外に逃げます。生活がヤバいレベルで苦しくなったら、物価の安い国に移動します。
というツイードがあったが、
国といったしがらみがなくなることを希望する一方、年収200万の人は、国から離れることはできない。戦争が起きた時、年収200万の人は、国内を離れることはできず、むしろ戦争に駆り出されることになる。

お金があるノマド民は、戦争がおきたらば、安全な土地に移動すればいい。他国の永住権もいくつか持っているだろうし、世界にいくつかに住居をもっている。だから、国がきな臭くなったら、海外に逃げることができる。
バーチャルノマドが、戦争が起きた時に、逃げ込めるのは、ネットの世界だけだ。

国という単位は崩壊するかもしれない。
それは、超ノマド民にとっては、福祉や再配分でお金を不必要につかう国というシステムよりも、効率的なグローバル市場経済原理のほうが、都合がいいからである。

国という単位に保護され、定住し、ネットの世界でバーチャルな自由を楽しむのがバーチャルノマド民だ。彼らにとって国が崩壊し、国による、医療や教育、保険、再配分が受けられなくなると、苦境に陥る。大好きなネットもする余裕がなくなってしまうだろう。

もちろん、極端に年俸が低い人が海外に出られないわけではない。
むしろ、年収0円の人は容易に海外に出られる。というより、人買い業者に買われて、ヤバイ国に輸出されてしまう。これからは自分たちの息子を戦場で死なせないと思う富裕層はゼロになる。
戦争が起こると、かわりに雇われて、戦場で戦うのは、そうやって輸出されてきた仕事のないノマド民だ。かれらは、練度の低い、どうでもいい傭兵になり。正規軍の盾となり、不毛な戦争で消費される。正規軍ではないので彼らの記録は残らない。

貧乏と自由という幻想

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貧乏が自由だという話がツイッター界隈で熱いが、清貧の思想とか、そういう観念的でごまかされているようなので、もう少し、話を整理したほうがよろしいかと思う。
 
生活コストを下げるのは、良いことだ。自分の身の丈以上の支出をして、生活コストをあげるのは、今のような不安定な時代には、デメリットはあってもメリットはないだろう。

ヒルズのマンションに住んで月に150万円の暮しをしていた金融マンは、リーマンショック以降、殆ど終了してしまったし、私がいま利用しているシェアオフィスは、六本木界隈の月に50万ほどの家賃の高級物件だったが、借り手がゼロになったので、シェアオフィスに改造されたという物件だ。


家のローンもなく、生活コストも低く、固定費が低ければ、急な収入の減少にも耐えられるだろうし、急な引越しや、急な生活環境の変化にも強い。
 
1. 生活コスト(固定費)が低いのは、選択の自由度が増す。
 
これは正しい。
 
ただし、生活コストぎりぎりの生活をするのは、自由度を増すことにはならない。
固定費が年間200万だったとして、年収が200万だったならば、すこし収入がへったら生活は破綻する。


2 固定費が低くても、必要最低限の収入しかなければ、選択の自由度は減る


あくまで、固定費というのは、収入とのバランス考える必要がある。
必要最低限の収入でくらせるほうが、自由度は増すのは間違いないが、必要最低限の収入しかないと自由度が減るのは間違いない。この違いを理解しないといけない。
話は単純で、
・固定費を出来るだけ低くして、沢山稼ぐ 
のが一番自由度が増す。

また、コストの安い海外へ逃げろ、みたいな話は、まったく別の話だろう。

必要最低限の収入しか、稼げない、または稼ぐつもりがないと腹をくくった場合はどうだろうか。

とすれば、生活レベルをあげるには、生活コストの安い場所に移るほうが、相対的な暮らしぶりはよくなる。生活コストの安いところに移ると、固定費自体も下がる。
例えば、ニートの@phaさんは、著書で書いているように、年収は100万円ほどらしいが、それなら東京の都心で暮らしているよりも、セブ島なり、ベトナムなりにいったほうが、生活レベルはあがる。
彼の場合、東京にいなくても、ネットで稼いでいるので、それは可能だろう。
所謂田舎に引っ越すとか、田舎暮らしも同じ論理だ。
 
3 収入に上限があり、一定であるなら、生活コストの低い場所に移動したほうが、相対的に豊かになる

企業で考えたら、わかるだろう。

コストが低い企業は、変化にも強く、不況の時も生き残る。一時的に売上が減ってもだ。
・コストを減らしながら、
・売上を伸ばす

これができるのが一番いい。

売上がのびないなら、しかたないから、海外に移動だ

・生産などを海外で行う。安い業務は海外に委託する。

普通の頭脳があるならば、これら3つのことは、別々の論点で、別々の話だということが理解できるとおもうが、ネットの言説は、あえてこれをごっちゃにして、頭を混乱させようとしているように思える。

海外ニートって泥臭い仕事するの嫌なんでしょ?

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海外でニートだ、ネットで月10万稼げるとか言う前に、まずは日雇いの工場労働で日給8000円ぐらいで働けばいいじゃないですかね。結局、泥臭い仕事するの嫌なんでしょ?楽したいんでしょ?


という趣旨の意見がありました。


あー、ついに工場労働が認められたんだなーと嬉しくなりました。
 
俺が子供だった紀元前100世紀くらいは、狩猟の時代でした。男はその日の獲物を得るために、毎日狩りをしたものです。狩りの技術を覚え、野山を駆け巡って、一ヶ月もかけてマンモスを仕留めたりしました。
当時の世界は少し寒かったので、食料がなくなると、人はバタバタと倒れました。
生きるか死ぬか、まさに生死をかけて狩りに挑んだのです。 
また、狩りは戦争を意味しました。となりの集落との獲物の取り合いになる。男は体を鍛え、戦士として常に戦っていました。
 
それが、なんとも、俺が大人になるころには、農業なんてものがはじまちゃったわけです。
なにしろこの農業ってやつは、種まいて、水まいていれば食料が手に入ってしまいます。当時は、先端ってやつが狩りを辞めて、桑をもって、畑を耕しはじめたのですから、もう、俺はそいつを袋叩きにしてやりましたよ。
そんな草なんか育てて、戦士がつとまるかと?命を賭けて戦うことが嫌なんじゃないかって?
土を耕していても、死ぬことはないでしょう?そんなの本当の勇気を示せるわけがありません。誰のお陰で戦に勝っていると思っているんだ。まずは、狩りを覚えてマンモスを倒せるようになってから、はじめて草をそだてろって。
 
でも時代は変わりました。マンモスが全滅してしまったのです。
 
もう俺は年ですが、19世紀頃、ようやく農民を許せるようになったころ、畳み掛けるように人生でもっともムカつくことがおこるとは思いもよりませんでした。
 
工場労働者です。
やつらは、工場で8時間だけはたらき、賃金なんてものを受け取っているのです。
ありえません。
の仕事は、大地を耕し、自然という逆らえないものにたいして敬意をいただき、不作のときは生贄を捧げ、豊作のときは神を賞賛し、共同体と共にいきてきたのです。俺ラは、無から大地の力をかりて、米や小麦という魔法を作り出しているのです。実体を作り上げているのです。
それが祭りもそっちのけで、個人主義だとかいって村を飛び出し、街の工場かなんかに通うようになった。そして、なんだかすでにある材料を組み立てているだけで、なにも創りだしていないのに、毎日賃金とやらをもらっている。バカもやすみやすみいえ。そんなことをしていて、バチがあたるに決まっている。誰のお陰で、食べ物が手に入ると思っているんだ。輪っかやパイプを組み立てたって、麦ができるわけがない。
楽なんかせず、大地を耕し、家族と村を守るのが農民の仕事だ。
まずは桑をもって、日の照るなか、汗を流してみなきゃ、なにもわからないじゃないか。
 
もう俺は先は長くない。だから、もう一度みんなに伝えたい。
みなが、楽をすることをやめて、本来の人間の姿にもどること。人の未来はそこにあるのだから。
お米を作ってくれてありがとう、電車が走ってありがとう。
このブログも楽しんでいただけましたか?
 

「セルフ・オフショア」というライフハック

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先日のエントリ「海外ニートという怪物」がかなり反響があったので、このエントリの背景ある理論を健全に発展させて、すこしまとめてみます。
海外ニートの根本にある仕組みは、
・強い日本円で稼ぎ、
・弱い現地通貨で消費することで、
・稼ぎがすくなくても暮らせる
という仕組みです。

このためどういうスキームを組むかというと、
・自分が海外に住み
・リモートで日本の仕事をする
ということです。
いままで、リモートで日本円を稼ぐことは、資産運用(株、不動産)くらいでしかできませんでしたが、それがITとネットの発達で、多様な職種・サービスでそれが可能になった。
そこに革命的な意味、本質があるわけです。
この行為を、名付けて「セルフ・オフショア」といいます。
詳しく説明しましょう。
もともとのオフショアの意味は、人件費の安い海外に会社のコアでない業務をアウトソースするというような意味で使われていました。
オフショア・アウトソーシング、ビジネスプロセス・アウトソーシング(BPO)といった言葉が、企業経営の中では頻繁につかわれています。
工場の海外移転に始まり、近年では経理やIT、コールセンターといった間接部門までもが海外の人件費の安い所でオペレーションされています。
事例を上げると、企業ではこのような使われ方をしています。
コールセンターの例をあげて説明しますね。
20の子会社があるような企業グループがあるとします。それらの会社の電話サポートセンター(コールセンター)は、大概の場合、それぞれの会社が独自にコールセンターを開設していました。それぞれに人を配置し、拠点をつくり、IT投資をしていました。20社バラバラに。
コールセンターというのは業務的には電話をうけるということなので単純です。これを20箇所バラバラでやってたら、効率がわるい。そこで、まず考えるのが集約です。
20個のコールセンターを1箇所ないしは2ヶ所にまとめてしまします。そしてそこに集中投資する。
すると、共通の設備、人員、IT投資で済むので、稼働率もよくなり、それだけでコスト削減効果があります。これをシェアード・サービスといいます。
さらに考えをすすめて、この集中コールセンターをまるごと、人件費の安い海外に移転させてしまう。例えば、日本企業の場合だと、大連です。日本の1/3とか1/5とかのコストで人が雇えます。
さらに推し進めた考えでは、この海外コールセンターを自社で運営するのではなく、コールセンター専門のアウトソース会社に丸ごと移転させてしまいます。コールセンター専門のアウトソース会社は複数の企業の案件を引き受けているので、さらに規模が拡大でき、稼働率があがり、さらにコスト競争力がでるのです。企業側は大きなコストメリットを享受できるうえ、柔軟に規模を拡大縮小でき、固定費を変動費化できます。
これらの経営手法をビジネスプロセス・アウトソーシング(BPO)といいます。
2000年代から急速に広まり、ITの力を借りてコンサルティングファームが主導し、いまや看板メニューとなっている経営手法です。
私はかつて勤めていたアクセンチュアでは、2000年ごろに、労務管理部門が日本からなくなり、中国に引っ越してしまいました。さらに、ITサポート部門もなくなり、PCのトラブルなどがあると、大連のサポートセンターに電話をかけるということになりました。

いまやこんなの当たり前。パソコンのDELLに問い合わせをすると、中国のどこかに繋がり、中国人が日本語で販売・サポートしてますね。10年でがらりとかわったのです。

もちろん、いままでもそういう発想はあったのでしょうが、なにしろ物理的に離れているところでやり取りをするのは難しかった。電話とFAXの時代ではちょっと無理。
2000年代になって、高速インターネット回線が利用可能になり、ITによる業務プロセスの統合技術が生まれて、これらのBPOが可能になったのです。

ちょっと前置きが長くなりましたが、企業が利用しているこれらオフショアアウトソーシングの恩恵を個人で受けられないのでしょうか。

そこで、考えたのが、この構造を発想を逆転することです。
これが、セルフ・オフショアの基本コンセプトです。

仕事を国外に外出しするのがオフショアアウトソーシング。
セルフ・オフショアでは、仕事は国内に残し、自分がオフショア地に引っ越してしまう。

つまり、収入源は、国内に残し、日本の仕事をリモートで仕事をして円建てで稼ぐ。
そして、稼いだ円を、現地通貨で消費する。つまり、バカ安な現地の生活費で消費するわけです。

たとえば、マレーシア、フィリピン、タイなどの日本とくらべ生活費が1/3の地域にすめば、可処分所得が一気に3倍。もしくは、いままでの1/3の収入(または1/3の労働時間)で、いままでと同じ生活水準が保てるわけです。
円と現地通貨の差額をねらったレバレッジな取引です。

途上国の駐在員が超リッチな生活をしているのと同じ仕組です。彼らは、日本円で日本本社と同じ給与をもらい、現地の生活水準で暮らしているのですから、凄まじいレバレッジがきいています。もはや王様のような生活ができるわけです。

いままでは、まさにこういった駐在といった形でしか日本円を稼ぐことはできませんでした。それがネットの普及により、場所がはなれていてもコミュニケーションができ、対面でなくても仕事ができるようになりました。まさに革命です。

ぼくはここ2年、とくにスカイプが十分普及した2010年くらいから、このスタイルが本格的に可能になってきたと感じています。最大のネックだった打ち合わせが個人ベースでもスカイプのビデオ会議機能で可能になったからです。

そもそも、僕自体、日本にいても、オフィスにいて、ネットを使って仕事をしていて、ひとと対面であうことはそれほど多くはありません。うちのスタップも在宅が多く、会議はスカイプでおこなっています。ですから、別にオフィスが国内でなくても、ネットさえ繋がっていれば、どこでも変わりないことに気づいたわけです。なので、実際ぼくは海外にいながら執務してることもしばしばです。昨年より、いろいろ実験してみましたが、特に問題なく仕事ができています。

個人ベースでできて、ネットと電話さえあれば場所を選ばない仕事の方は、これに向いています。
たとえば、デザイナー、プログラマー、作家、ライター、アーティスト、翻訳者、カウンセラー、ヘッドハンター、その他フリーランス的職業などなど。

これらの職業のかたは、思い切って、セルフ・オフショアをやってみてはどうでしょうか。
生活水準が一気に2-3倍に跳ね上がるはずです。
海外ニートは沈没的なイメージがありますが、セルフ・オフショアな生き方は経済的に独立し自由な時間と移動の自由を得たオルタナティブな生き方の提案です。
ノマドという言葉も、単にカフェで仕事するという発想を超えて、カフェを世界にまで発展さえて捉えると、いろいろ見えてきます。これは、世界を駆け巡るハイパーノマド的なものに発展し繋がっていきます。

そして、いまの時代は、個人の力で稼ぐことができれば、かつて無い圧倒的な自由を得られる素晴らしい時代だということがわかります。

全くの夢想のように思えるかもしれませんが、僕は、実際これに近い生活をしている人を何名も知っていて実例がすでにあります。(羨ましすぎて妬みをかうので、みなさん積極的には語りたがりません。それほどの裏技なのです)

たかが国境を超えて、自分を移動するだけで、いきなり生活水準が数倍になる。
これはどう考えても現代のグローバル時代の摩訶不思議の一つです。

モノの経済や労働がいまだ国境にとどまっているのにたいして、ネットは国境を超え、マネーも自在に交換・移動でき、そして、最後は人も移動しようとおもえばちょっとの勇気で移動できるようになりました。

いまの時代において、国境と、金を稼ぐ手段と、通貨がアンバランスで歪みがあるため、このような「引っ越すだけで生活水準が3倍」といった取引が可能になるのです。

この状態はしばらく解消はされないでしょうが、20年後はどうなっているかはわかりません。想像がつきませんが、 いま、ようやくこの禁じ手はできるようになったのですから、ほんとに禁じ手になるまえに、しばらくこの矛盾を使ってみるのも良いかもしれません。

それは、決してズルということでなく、国家や国境、お金、労働、価値、といった近代の諸概念にたいして強烈な矛盾と疑問を投げかけることになる行為であり、その矛盾から新しいうねりがでてくるものだと考えています。


<ビザについて>
なお、ニートとは違い、それなりにアクティブに活動するので、観光ビザで長期滞在というわけにはいかないかもしれない。ただ、東南アジア諸国は、就労(雇用される)ことを前提としなければ、格安で永住権を容易している。これらを利用するとよい。
たとえば、フィリピンの場合、容易に永住権が取得できる。

その条件は、35歳以上であれば、米ドルでフィリピンの銀行に定期預金を組むだけ。
・35歳以上49歳以下 5万ドル
・50歳以上 2万ドル
この資金を6ヶ月預入しておけばよく、その後は引き出して、不動産や株式に投資することができる。2マンドルなら、わずか160万円程度。39歳以下でも400万円です。スキルあるフリーランスなどにとっては、現実感あふれる数字になっています。

または、ニート版ではなく、フリーランス版のシェアハウスを作る構想もありです。セブ、バンコク、クアラルンプール、(シンガポールも出来れば)にそれぞれコワーキング&シェアハウスを作り、月3万円くらいの家賃で、フリーランスの人が行き来できる拠点です。年会費36万円で、世界の数カ所に生活&仕事の拠点が作れる。題して「ノマドハウス」構想を今、考えています。

「海外ニート」という怪物

【ノマド研究所5期会員募集のお知らせ】人生は短いです。あーやりたい事があるのに、何か思い切って一歩を踏み出せない自分にいらいらする、もっと自由に生き見たいのに。ノマド研は、ノマド的な生き方を志向するひと、ノマド的な生き方を実践するひとのネットワークです。400名以上の価値観のちかいメンバーと一緒に語らいましょう。⇒ご案内


最近、ニートの究極の進化系として、海外ニートというモデルがあるのではないかと考えるようになりました。

“ニート”こそ海外にいって”ニート”しましょう

このエントリでは、僕の考える究極の海外ニート構想について、考えをまとめておきます。思考アイデアではありますが、これが実現できれば、日本人のライフスタイルの考え方に、破滅的なインパクトをあたえるでしょう。なぜなら、お金や仕事、定年、リタイアメントといったことについての考え方を大混乱に陥れること間違いなしだからです。


まず、海外ニートとは何か?
海外ニートは、究極の自由人であり、まったりとした時間と、十分な生活を得ながら、パラサイトではない自立した”ニート”です。
最後の”ニート”の部分を”人”に変えてみればわかるように、これはいま流行りのノマドと似てます。さらに”ニート”を”リタイアメント”に変えてみれば、まさにこれって、理想のリタイアメントとイコールであります。
つまり、海外ニートとは、豊かなノマド&リタイアメント生活とイコールなのです。

そもそもニートとは、働かなくてよいのですから、リタイア生活そのものであったのです。ニートには自由な時間と、何者にもとらわれない思想の自由があります。
ただしです。ニートは、職についていないことから必然的にもたらされる低収入が、それらの自由な時間や思想のメリットを全部帳消しにしてしまっています。低収入によって、折角時間の自由があるのに好きなことができなかったり、ひどい住居に住んだり、食事などを制限してしまうといった、豊かではない生活に陥ってしまっています。

これは、そもそも世界一生活費が高い日本、しかも東京で暮らしているから起こる問題です。なぜニートなのに東京に住んでいるのか。私からみたら、意味がわかりません。

そこで、海外ニートでは、生活の本拠を生活費の安い海外に移します。
ターゲットは生活費が東京の1/3程度である、東南アジアの都市です。バンコクのようなアジアの代表的な都市に加え、同じくタイのプーケット島や、フィリピンのセブ島、マレーシアのペナン島といったリゾート地もその候補です。

もし、生活費が1/3になれば?
定年後豊かなリタイア生活を送るには、年金にして月40万円が必要といわれています。月40万円もらってリタイアしたらさぞかし楽しそうですよね。でもそれは東京の話。これらの海外では、1/3ですから、月13万円で楽しくリタイアできることになります。もう少しレベルを抑えて、月8~10万円でもニートならなんとかなるでしょう。

例えば、フィリピンのセブ島の例で言うと、もし可処分所得が8-10万円あったら、凄い生活ができます。

コーラ 10ペソ=20円
サン・ミュンゲル ビール 22ペソ=44円
ピザ(直径30cm) 160ペソ = 320円
マンゴー1kg 100ペソ = 200円
タクシー初乗り 50ペソ = 100円
昼飯(街の食堂)おかずとご飯とスープ 70ペソ = 140円
フットマッサージ 1時間 200ペソ = 400円

住居に関しては、
9000ペソ=18000円くらいからSTUDIO(ワンルーム)タイプの家が借りれます。ちょっと郊外(といってもタクシー5分)のヴィレッジという閑静な住宅地(日本で行ったら山の手です)の新築の住宅で、3ベットルーム+15畳くらいのリビングという物件が25000ペソ=5万円でした。静かで、周りには緑が生えており、はっきり言って、リゾートです。超贅沢です。
大家にきいたら、日本のフライトアテンダントが好んで入居しているそうです。

こういう物件を(後述するビザの問題もあり)、3人ほどでシェアハウスにします。
そうしたら、家賃はリゾートみたいな家にすんでいながら、2万円以下ですみます。日本のマンション型のシェアハウスとはえらい違いです。

月10万円でくらすとして、2万円の家賃をひいて、のこり8万円。
この8万円を、前述の物価水準で暮らしたら、貧乏どころではない。もはや夢のようなリッチな生活がまっています。
しかも、数カ月に一度海外旅行だってできちゃうかも知れません。東南アジアはLCCが発達しており、キャンペーンを使えば、海外にだって往復1万円くらいでいけちゃったりします。それにそもそも大陸につながっている国は陸路で移動できてしまいます。バスで移動すれば信じられないほど安いです。
そして旅行先もそのくらいの物価水準か、さらに発展途上な国ではさらに安いです。

ここまで読んでみて、月10万円あげるから、海外でニートしてみない?っていうプログラムがあったら、手をあげてみたいとおもうようになった人いるんじゃないでしょうか?

で、ここからが問題ですが、月10万円をどう稼ぐか。もう少し水準を下げて、月6-8万円くらいでもなんとか大丈夫なので、最低ラインとして6万円をどう稼ぐかを話します。
6万円で夢のニート生活ができるとおもったら、けっこうハードル低く感じませんか?

結論からいうと、単純ですがネットで稼ぐです。
ネットはニートにとって夢のツールです。いままでは労働ということでしか(つまり東京で肉体を駆使しなければ)稼ぐことができなかったわけですが、ネットであれば、海外でニートしながら、まったりキーボードを叩きながら生活費を作ることができます。

アフィリエイトが筆頭にあげられますが他にも、少しネタがあるひとは情報商材を作ってもいいですし、ニートはギークである場合が多いようなのでアプリをつくってもいいでしょう。

ネットからお金を得る方法も多様化しています

最近は、一時間2000円でスカイプ人生相談を受ける商売もあるそうです。これなら6万円かせぐのに月の労働時間はわずか30時間ですみます(週7.5時間ですよ!)。

参加者限定のFacebookコミュをつくり、参加者から月1000円の会費とる方法も考案されています。MGさんが実践されてるMG(X)というコミュは、参加者は100人を超えており、月10万円以上の収入です。

それだとスキルいるじゃん、という反論がありますが、究極は、カンパや、金くれといって、お金をもらうのもありです。さらには、親から送金してもらう(東京に居るよりかねかからないからという理由でw)もありです。なんでもありです。

まったく何もせずお金を稼ぐことは無理ですが、すくなくとも、所謂みなさんがイメージするような労働感・社畜感のあるような仕事ではありません。趣味の延長や、楽しみながら稼げば、苦にならないとおもいます。また、ひとつの仕掛けだけで10万円稼ごうとするとなかなか大変ですが、3万円の仕掛けを3つ作ると考えたら、それなりにハードルは低いのではないでしょうか。

また、ネットで稼ぐということは、強い円で稼ぎ、安い海外通貨で暮らすということにほかなりません。オフショアレバレッジの効果が自動的にここには仕込まれているのです

さらにです。ネットで稼ぐ方法は、後述のビザの問題も難なくクリアできてしまいます。就労ビザが問題とする”就労”とは、労働者として雇用されたりバイトしたりすることを指しますから、ネットの稼ぎは関係ありません。めんどうな就労ビザをとる必要はなく、観光ビザで合法的に滞在していていいのです。なにしろ、ニートしていて、就労していないのですからね。すごいよこれ!

そのようにして、月6~10万円を稼ぐことができれば、夢の海外ニート生活突入です。まったりネットしたり、ビーチでくつろいだり、バスで旅行してみたり、一本10円のコーラや40円たらずのビールをのんで、楽しく、無理せず生きましょう。なんて素晴らしい生活でしょうか。さらにツイッターやフェイスブックとシェアハウスのおかげで、海外でもさみしくありません。さらに、海外なので、いわゆるニートに対する世間の目にさらされたり、人と比べられて辛い思いをすることもありません。

え、稼げなくなったらどうするかって?
なにをいってるの、だって、もともとニートだったんですから、実家に戻っていままでどおりにニートしましょう。リスクはありません。ノーリスクです

ですから、僕は、すべてのニートにむけて、
“ニート”こそ海外にいって”ニート”しましょうと堂々とお勧めします

僕はただの理論家で、現段階では海外ニートはまったくの夢想でしかありませんが、いつの日か、実際に海外ニートが生まれることを切に願っています。
そのとき、現役・リタイアメントの問題や、自由時間、豊かさの定義、最近流行りのノマドといった価値観は、海外ニートの下にすべて統合されることでしょう。
海外ニートという悪ふざけをしてみせるのも、ニートのみなさんにしかできない壮大なるネタだとも思うのです。

個人的には、日本一のニートの@phaさんに、今度は、世界一の海外ニートになって貰いたいなと勝手にラブコールを送っておりますw

(さらに)
最後にビザの問題です。
雇用されてないとまず長期的なビザはおりません。なので、観光ビザで3ヶ月程度の滞在し、一度どこかの国に出て戻ってくる必要があります。さらにビザの滞在は一年間で合計半年までといったルールがある国もあります。

その解決策として、ニートハウス構想を考えました。
3カ国(たとえば、バンコク、セブ島、マレーシア)などにそれぞれシェアハウスをつくります。そして、3ヶ月ごとに、シェアハウスの住民を交換するのです。
これなら、都度あたらしい住宅を借りる必要もありません。それにニートにとっても3ヶ月ごとに居場所を変えてみたりするとよい気分転換になります。シェアハウスの住民もシャッフルされて、人間関係も新鮮さを保てそうです。

このモデルは最低でも3人x3箇所=9人のニートが必要となりますが、これはシェアハウスの利点を生かした実に賢い方法です。
(もしくは、導入段階として、海外同士のシャッフルではなく、日本のシェアハウスにいるニートとシャッフルし、それぞれが半年日本でニート・半年海外でニートするというのも有りだと思います)

(追記)
「円安になったらどうする」「こんなの持続性がない」「中年になって仕組みが破綻したら目も当てられない、危険思想だ」という指摘が多いので、改めて書いておきます。
この文章はあくまで、すでにニートの方向けの提案です。どうせニートするなら、日本より海外でやったらもはやニートじゃないくらい豪華にくらせるんじゃ?ということです。
若い人に、職をやめて海外でニートしようぜ、ってことでは決してないので誤解なきよう。この文章を読んで会社をやめました、明日から海外でニートします、なんて人がでてきたら、文章の読み違いです。

経済的なフリーダムを得るためにに必要な5つの視点

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経済的なフリーダムを得るには、年収いくら必要ですか?
ノマド(フリーランス)になると、わりあい、時間の自由と場所の自由はきくようになる。最後は経済的な自由だ。当たり前だが、これが一番むずかしい。


1)収入が多ければフリーダムが増えるわけではない。
これが、難しいところだ。収入が多くなっても、仕事量が増えてしまうと、自由度は下がる。ヘタをすると、時価の自由と場所の自由まで減っていってしまうかもしれない。
 
経済的なフリーダムを得るには、明確な公式がある
 
不労所得>支出 だ。
 
この不等号が大事なのである。これはとても大事だ。
この公式には、金額が書かれていない。つまり金額的なものではないのだ。
 
年収1億 支出1億 
これでは、経済的なフリーダムはない。
 
多くの人の場合、加速度的に増える支出に対して、なんとか収入を増やそうと頑張る。
しかしながら多くの人の場合
 
加速度的に増える支出 ≧ なかなか伸びない収入を気合で稼ぐ
 
となってしまっている。=ならまだいいが、下手すると>であり、これだと何のために生きているのかわからなくなって疲弊してしまう。
 
2)固定費を減らせ
経済的フリーダムの公式: 不労所得>支出 
 
を達成するには、両辺に取り組むひつようがあるが、左辺は時間がかかる。よって右辺にまず取り組む必要がある。
基本的には断舎離だ。
 
ここでは、節約をしてはいけない。
節約とは、人並みにものを得て、それぞれのコストを下げるというものだ。官庁が横並びに予算を削っているようなもので、これでは全然減らないし、100円200円をケチることばかりに時間をとってもしかたない。
カテゴリごとやめてしまう断舎離が必要だ。例えば、車をダウングレードしたり安いガソリンを入れる(節約)ではなく、そもそも車を持たない・自転車にする、といったのが、断舎離による改革だ。

世間で騒がれている年収300万円代とか、200万円のワープアとかいうけれども、その水準は、いわゆる世間並みのことをしようとしたり、結婚しようとしたりと、消費的価値観にどっぷりつかったままで、それを満たすには200万では到底たりない、といったいる。
しかし、実際私のまわりの幸せそうな経済的フリーダムなひとは年収200万くらいでやっているひともいる。発想の転換が必要だ。
 
3)自分の幸せの水準を知る
ニートの@phaさんは、著書「ニートの歩き方」によれば、月の収入が7-8万円。他にもすこし収入があるようだが、おそらく年間100万円くらいの収入のようだ。
しかし、彼は究極の断舎離により、ほとんどお金をつかわない。
そして、彼は7-8万円は、ネットのアフィリエイトで稼いでいると書いてあるので、不労所得である。
つまり彼は、
不労所得(100万円) ≧ 支出 (100万円)
の状態を達成しているので、経済的なフリーダムをもう得てしまっているのだ。
ニートということでこのような行為を批判する向きもあるだろうが、経済的フリーダムという観点では、彼は成功者だ。
彼の場合、100万円でいいと言うところにミソがある。彼は高級なものは一切いらずに物欲などないらしい。そのかわりに、彼は無限の時間と、働かないでいいという楽ちんをてにいれて、まいにちぐうたらしたり、寝たいだけ寝たり、ゲームをしたりしてくらしている。
彼の目標はただひとつ、「働かないでいい生活」なのだ。そこに高級なものはいらない。高級なものを手に入れても働く必要がでてしまったら本末転倒だ。
 
つまり私が言いたいのは、目的を明確にしろ、ということだ。
彼は「働かないで生活できる」というところに目的を絞っているから、100万円での生活に満足でき、経済的なフリーダムを得て、楽しく暮らしているわけだ。
 
4)不労所得を得るより、楽ちん所得を得ろ
もちろん不労所得を得られるのは素晴らしい。ただ、なにも完全な不労所得でなくてもいい。
自分が、働いている、労働している、という意識がないような労働は、経済的なフリーダムにおいては、不労所得と同様にみなしていい。
@phaさんの場合、実際にはアフィリエイトを得るために自身のブログを更新しているわけだが、彼は気が向いたときだけ更新していて決して無理をしない。アフィリエイトを得るために、毎日3-5件も記事を更新してそれが仕事になってしまったら、「労働」になってしまうからだ。
いやいや記事更新をして、アフィリエイトでお金が入ってくるのは、むしろ最悪に効率の悪い労働だ。好きな記事だけを気が向いた時だけ書いて、お金が入ってくる、これは労働ではない。
私の有料サロンなども、私が好きなことしかやってないので、それなりにメンテや手間や話題を振ったりコメントしたりと手間はかかるが、これを労働しているという感覚はゼロだ。
また、好きなテーマにかんしての講演なども、労働感覚はゼロ。
こういうモノでお金を生み出すようにして、それが、生活費を超えた時、経済的なフリーダムが手に入る。
 
5)先を見据える
こうした話をすると、10年先はどうするんだという反論がある。
だから、経済的なフリーダムが大事なのだ。
いまの生活をがむしゃらにするひつようさえなくなれば、本当にツッコミたいものに100%のちからを注げる。
たとえば、みなは@phaさんの100万円ニート生活を哀れのように思っているかもしれないが、かれは365日のありあまる時間があるので、それをつかって、なにか10年後に布石を打とうと思うこともできるかもしれない。
彼はすでに本をだしているが、このまま著作活動をだらだらはじめて、ゆるーいペースでベストセラー作家を狙うこともできるかもしれないのだ。
一般的には作家業は食えないし、目が出るのに5年10年かかったりするので、脱サラして作家になるのはほとんどの人にとってはリスクが高すぎて無理だ。でもphaさんなら、作家業を狙うこともできるわけだし、ほかのこともなんでも出来る。10年くらい仕込みにかかるような活動だって出来るわけだ。そして、短期ではお金にならなくても、10年後に100万部売れる本がでて、1億円ほど入ってきたら、ボーナス当たった、ということになる。仮にあたらなくても、別に当てようとおもってやっているわけではないから、悲壮感はない。

僕に財力があったら2万人のニートをタンカーに載せてセブに送り出すのに

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いま、ニート界隈がアツイ!

先日、ちょっと旅行にいきました。自己紹介の流れで、そこでお会いした初対面のかたに、

「大石さんの最近の興味ってなんですか?」と聞かれ、

「ニート界隈がアツイです」

と意味不明の回答をしてしまいました。反省しています
しかし、これは本当なんです。

たとえば、ニートをセブに捨てに行く計画。
タイトル通りの計画が進行中らしいので、私が知っていることをちょっとブログに書きます。

ことのきっかけは、セブ島での事件。

なんと偶然にもセブ島に海外ニートが居ることが判明したんです。大喜利ハウスというところに住むぶらら(@burara)さんというニート*2なのですが、彼は、日本からセブに捨てられてしまったのです(笑)

もともと彼は、先輩から、幾らかのお金を援助してもらって東京の千住で生活をしていました。
しかし日本でのニート生活は費用がかさむ。

先輩らも、

「おんどれ、日本じゃ生活費が高いんじゃー。こんなに払ってられんわー。どうせニートなんだから、もっと安い場所にひっこせやー」
(こういう口調だったかどうかは謎です)

ということで、千住からセブ島に強制移住させられてしまったのです。

なんという姨捨山ならぬ、ニート捨て山、いやニート捨てセブ島です。

そして彼は、ひとりセブ島に捨てられました。

収入は、先輩方が援助してくれる月3万円の生活費。これで2万円の家賃を払い1万円で生活していると聞きました。
セブなので、月3万円でOK。先輩方の経済負担も減りました。

まさにこれは海外ニート。
自分で稼いでいるわけではないのですが、先輩方が金をくれるという、まったく謎のモデルです。
そして、たまに先輩方は、セブ島に遊びに来て、ニート生活を見学しにくるそうですw
ニート飼い。
先輩方、なんて粋なんでしょう。

正確には、@burara氏が、facebookの大喜利ハウスのページで、ひたすら大喜利をする。
「いいね」の数を先輩方が彼の実績ととして認め、いいね数x10円?を、振り込むという生活モデルのようです。
これを先輩方は、「セブ大喜利留学」*3だと言い切っています。

そして次の展開:

先日、たまたま先輩方がセブに遊びに来ていた日に、これまた、たまたまラングリッチサミットで訪比していた日本一のニートのphaさんがセブでたまたま出会ったのです。

まったく謎の奇跡の瞬間が生まれました。
ニートの先端事例がセブ島で出会い、スパークしたのです。

そこで、セブにニートを捨てる計画が話し合われ、本格的に始動してきたのです。

計画の概要をお話しましょう。

このセブニートが住んでいる2万円の家は、実は広いのです。
部屋が5部屋もあり、みなさんが想像するようなニートの家とは全然違います。なので、あと4人ほど、ニートが住むことができます。

もしあと4人ニートが引っ越せば、家賃負担は2万円÷5=4000円まで激減します。
これなら、収入3万円の彼も、26000円の可処分所得ができます。

これは日本円にして7~10万円くらいのお金です。近くの普通の食堂で食べれば一日300円の食費で済む国ですから、これは大きいです。ビールも40円なので、毎日のんでもおつりがきます。
スイカも15円、マンゴーも1kg200円なので、たらふく果物を食べてもOK

ということで、どんどんセブにニートを捨てに行くべし!という計画がすすんでおります。

どうやら、”セブ捨てニート”の第2号として、日本のギークハウスに済むニート2名が候補になているようです。一人は、どうもデザイン関係の仕事で多少の収入があるとききましたが、基本的にニートです。もう一人も、プログラミングなどが出来るようですが、完全にニートです。
ほかにも何名か候補のニートがいて、適任者がちセブに捨てられる予定と聞きます。

ニートがどんどん海外に捨てられる日がやってきます。

そして、その構想はいま力強いイメージになりつつあります

@phaさんがこの構想をつぶやいています

 「僕に財力があったら2万人のニートをタンカーに載せてセブに送り出すのに」
「ノブレス・オブリージュ、素敵な救世主たらん事を」 *2

まったくいつも僕の夢想になりますが、私には夢があります。

いつの日か、ニート船みたいなのにニートがぎっしりつまってセブ島にどんどん送られる日がくることを。

いつの日か、(現代なので船ではなくてLCCですが)、エアバス320にニートが詰め込まれどんどんと関空を飛び立ち、4時間かけて、青い常夏の島にニートが降り立つことを。

いつの日か、僕らは、ピストンのように飛んでいくセブパシフィックの飛行機を見ることになるでしょう。

その時、僕は大粒の涙を流すのです。

そのための財力として”NPO法人ニート海外移管機構”を作ることを提案します

というネタですが、割合真剣に計画されているようです。ガチで計画が進行中です。
今週末にニート界隈でのミーティングに参加してきますので、またレポートします。
詳しくは、また来週。

<参考>
*1 セブのニートの実態については、phaさんが詳細にブログにかいておりますので、こちらを参照
http://d.hatena.ne.jp/pha/20120325/1332662640

*2 東のエデンというアニメが元ネタです

*3 大喜利留学のページはこれです。


ノマドになってはいけないひとの5つのタイプ

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自由な時間と、自由な仕事がしたい。
それは、皆のあこがれだろう。
なので、会社辞めまーす。
という人に対して、「安易に会社をやめるのは危険」と指摘する声はツイッターなどをみても根強い。辞めていけないタイプが、安易にやめると、食っていけなくなって、大変なことになり、ワープア一直線だ。

ただ、その指摘がやや的外れなことも多々あるので、私の経験からも、こういう人は辞めてもOK、こういうひとは辞めちゃダメというのを、アドバイスしておこう。

#本記事では、世間の定義どおり単純にフリーランス=ノマド、脱サラ=ノマドといっていますのであしからず。
(→ノマドの定義についてはこの記事「決定版:ノマドの用語の混乱に終止符を。原語から紐解く5つのノマドの定義」を参照ください)

<ノマドに不向きなひとの5つのタイプ>


1 債務超過の人

債務超過とは、ごく簡単にいうと、すべての資産を売っぱらっても、借金だけが残る状態にあるひとということだ。そんな人がいるのだろうか?とおもうのだが、実はごろごろ居る。
代表的な人は、住宅を長期ローンで買った人だ。

例えば30歳の人が、3000万円のローンを金利3%で組み、35年返済で郊外にマンションを買ったとしよう。ちなみに、金利3%の3000万円のローンは、返済総額は、4839万1520円になる(苦笑)
5年後なりで、だいぶ返したように思えるが、実際は300万円ほどしか元金はかえせていない。元本は2700万円くらいにしか減っていない。さらに不動産価格は下る一方。このローンをマンションの売却で買えそうにも、半値くらいでしか売れない。運良く2000万でうれたとしても、差し引き700万円足りないのである。これが債務超過状態だ。

こういう人は、ノマドになってはいけない。ノマドは資金繰りがキツイ。独立後1年くらい現金収入がゼロというのはザラだ。
定期的なローンが払えなくなったら、すぐにマンションを売る羽目になり、差し引き700万円の請求が来る。そして、それは払えるわけがないから自己破産することとなる。
簡単にいったら、住宅ローンが残っている人は、ノマドはヤメレ。

「え、でも、あと30年くらい残っているんですが?」
だから、ローンを返すために、会社にしがみついて、うまいこと60で退職できたら、退職金で残りを繰り上げ返済して、それから悠々自適にノマドするということになる。

要するに、自由を得るためには、65歳で年金出るまでまずは我慢しなさいということだ。

2 ブランド志向のある配偶者がいるひと、不安に耐えられない配偶者がいるひと

配偶者がブランド志向だと、ノマド向きではない。
車ないとだめ、服は一定以上のブランドモノ以外は論外、あれこれそれころ、スペック重視でブランド志向だと、ノマド生活には耐えられない。
同じく、極端な安定志向なひとも駄目だ。

本人がではなく、配偶者と書いたのにはミソがある。
ノマドになりたいひとは、本人は適正がある場合が割合多く、やる気もある。
しかし、踏み切れない理由の殆どが配偶者の場合である。
要するに、定年になり、ローンがおわり、子供が大きくなるまで、まずは我慢しなさいということだ。

3 顧客がいない人

ノマドになるには、「スキルがないとだめ」とみな指摘する。

これは、大きな間違いだ。
この手のアドバイスで最大の間違いだと思う。

もちろん、まったくスキルが無いのは論外だが、「スキルがあるから大丈夫だとおもって独立してしまい、結果として惨敗」というほうがたくさんある。

必要なのはスキルではなく、「顧客」だ。
貴方が独立したと知らせたときに、
「じゃあ次回から貴方のほうから買うようにしますよ」
「いつやめるんですか?やめたら仕事を発注したいんですが?」
というお客が、会社を辞める前に何人いるかどうか?

安藤美冬さんが「一切営業せずに仕事が舞い込むフリーランス」という表現をつかっているが、それを聞いて、「よっぽど知名度があるからだ・・」「よっぽど凄いスキルwを持っているのだろう・・」と思ってびっくりしているようでは、そもそもダメだと思う。

そもそも、営業しないといけない時点で、フリーランスなどありえない。
私がしっているまともなフリーランスのひとは、まずほどんど一切営業していない。独立した瞬間から営業などする必要がなく、営業をしたこともない人がほとんどだ。別に知名度があるわけでもない。それでも受け切れないほど、仕事が舞い込んでくる。信用の積み重ねがあるからだ。

4 大きな仕事がしたいひと

組織でないと、大きな仕事はできない。橋を作ったり、国を動かしたり、予算100億円のプロジェクトを動かすといったことだ。また権力もそうだ。公務員はやめたらタダの人だ。警察官も検察官もやめたらタダの人だ。
会社にいるとき、そのような、スケールの大きな仕事に自分のアイデンティティを重ねあわせていたひとにとっては、ノマドになると失望感というか空虚感が大きい。
ノマドとして関われるのはせいぜい数百万円の案件くらいだ。権力はまったくない。
アイデンティティが自分にあるよりも、会社や所属、でかいプロジェクト、ブランド、権力といった、他社にアイデンティティを重ねているひとは、ノマドに成らないほうがいいと思う。

5 儲けたいひと

経済的なことをいったら、フリーランスはよっぽど成功しない限り、儲からない。
元いた会社から仕事を請け負うことがメインといった場合、自分はフリーランスというカッコいい名前の気分でも、会社からみたら、たんなる都合のいい下請業者けにすぎない。
あまたある下請けの一つで、誰がやっても同じような仕事しか発注しないし、いつでも切れるし、買い叩ける。残酷のようだが、これが真実だ。会社は強い。フリーランスは弱い。
こういう下請けタイプで独立しても、経済的な成功はみこめない。

単純なライターやデザイナー、プログラマーなど、フリーランスの多くを占める職種が、要するに、だれでもいいというタイプの仕事で、会社側は、下請けとして、安い人を、都合よく使う。
その結果、価格は崩壊し、仕事量は逆に増え、待遇は、会社員以下になってしまう。
(ついでにいうと、インドや中国人というオフショアの人材と会社組織に守られずに裸の価格競争に突入しているのだが、その事実にまだ気づいてないひとが多い)

そうならないためには、弱いフリーランスから脱却する必要がある。つまり、自分が発注側にまわらなくてはいえない。下請けのフリーランス以外の仕組みを自分で作り出す必要がある。
つまり、自分のビジネスを起こすということだ。起業と同じである。結局、フリーランスから豊かになるためには、起業するしかない。なにも1000億円の会社をつくり1000人雇用する必要はない。
自分が豊かに食うためだけの、スモールカンパニーでも十分。何人か下請けのフリーランスをつかって(笑)、自分は楽する方法を考えよう。

決定版:ノマドの用語の混乱に終止符を。原語から紐解く5つのノマドの定義

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ノマドがさらに混乱しているので、ここで本格的に整理してみることにする。ノマドの定義に終止符を打つ決定版としたい。

ノマドノマドとはいうけれども、まだ、ノマド=フリーランスと定義されていて、ノマド批判派からは、それじゃ、”フリーランス”でいいじゃん、”独立”じゃダメなの?と揶揄されている。
しかし、本来ノマドと言う言葉をたどると、かなり広い概念を指しているものと思われる。
いったいノマドとはなにか?
そこで、ノマドの類似語から、ノマドの意味の広がりをすこし探ってみる。日本で言うノマドというのは、英語でいう次の1~6のものをまとめてノマドといってしまっているかもしれない。


1 Freelance
いま日本で多くの文脈でつかわれているノマドや、ノマドワーカーとはフリーランスにそのまま置換しても意味が通る。
さらに、単に会社を辞めた人、脱サラも、ノマドといっているフシがある。
自分で会社を経営しているひとはノマドとはいわないあたりからして、つまり現状の”ノマド”という言葉は、なにより第一に、会社組織からの自由に力点をおいた言葉だといえよう。
「フリーエージェントの時代」というベストセラー本があるが、これも、組織に属さないという文脈が主眼になっている。この本を紐解いて、ノマドといっている人もいる。

組織からの自由がフリーランスの主眼だ。だから、フリーランスといっても、実際は、労働時間はかなり多かったり、もしくはフリーランスといてても要するに下請けで週5日客先に通う契約だったりして時間と場所の束縛感は会社員的とあまり変わらなかったりする人もいる(旧態依然としたフリーランス)。

2 Digital Nomad
アメリカでは、ノマドというとき、Digital Nomadという言い方が普通だ。デジタルノマドは、デジタル機器を利用して、場所に依存せず働くという、場所の自由を得ているひとだ。
え、それじゃ「カフェで働くフリーランス」でもいいじゃん。一緒じゃん?
ちがうちがう、フリーランスの言い換えのノマドが会社組織からの自由に力点があるのに対して、こちらのデジタルノマドは、場所に依存しないというところに力点があり、会社員のデジタルノマドも存在する。ただ、フリーランスの働き方と相性がいい。

それに本場のデジタルノマド達は、カリブ海とか、東欧の街とか、バンコクの繁華街とか、カナダの湖畔とか、ケープタウンの小高い丘とか、フィリピンのビーチとかほんとうに自由な場所で働いている。海外にロングステイし、生活をエンジョイしながら働くのがデジタルノマドのトレンドである。東京の都心のカフェで働いているようではまだまだ甘い。移動距離が違うのだ。

3 Location Independent (professional)
ほぼ、デジタルノマドと同義。ロケーションインディペンデントとか、プロフェッショナルをつけて、ロケーションインディペンデントプロフェッショナルとかいう。
こちらはプロフェッショナルという意味が入っていて、どちらかと言うと、”職種”という意味合いが強い。何処にいても働ける職種。つまり、デザイナー、ブロガー、ライター、プログラマー、フォトグラファーなどをさして、ロケーションインディペンデント(な職種)というような使い方をしているようである。また、”ビジネス”という意味も入ってきているようで、ロケーションインディペンデントなビジネスを立ち上げるといったようにも使うようだ。つまり、メンバーが世界のどこにいても成り立つようなバーチャルチームやバーチャル組織など作る、というように使われる。
社員が全員Digital NomadやLocation Independentの会社も存在していて、あたらしい会社の形態として注目されている。なので、必ずしもフリーランスである必要はここではない。

4 Hyper Nomad
更に、ハイパーノマド という言葉もあり、こちらはジャック・アタリ氏のハイパーノマドからきている。ノマドはフリーランスではない、と言っているひとは、このジャック・アタリの概念を援用してきているはずだ。だから話が噛み合わない。
アタリが「21世紀の歴史」という本で、”ノマドの再興”と”超帝国”の概念を示したあたりから、ノマドという言葉に、元々のいみである”遊牧民”という以上の現代的な意味が付加された。

これは、前の2つと違ってデジタル技術を利用することに力点があるのではなく、個人のグローバル化に近い概念である。国境や何かの枠に囲っておこうと思っても囲っておくことができず、近代国家に終焉を突きつける新しい支配の仕組み・支配階層のメンバーというのがニュアンスとしては近い。
世界中で仕事を得たり、居住地、ときには国籍すらも自由に変えて、国や地域の境というものがあたかもないような形で、世界中を跋扈する。国家予算を超えるマネーをもち、国を破綻に追い込む金融取引を仕掛けることができ、その動きは、国境に封じ込めておくことはできない。
なんだかテロリストのようだが、なんだろう、ビジネス版のアルカイダみたいなもんだとおもっていただくと、全然違うがあながち遠くないかもしれない。彼らが属するのは超帝国、つまりグローバルな企業やグローバルなマネーだ。
職業としては、投資家や、起業家、保険会社、IT企業、グローバル企業の経営者、芸術家、クリエイターといった職業をさしている。彼らが新しい世界の支配階級だ。
なお、居住地を変えて世界中で働くという意味では、digital Nomad や Location Independentもこの文脈の中の一つであるが、Hyper Nomadは、超帝国という新しい世界の支配階級に属しているひとかどうかというのが大事なので、そちらに力点が置かれている。もちろん、フリーランスである必要は全くなく、むしろフリーランスのほうが少数派だと思われる。
人物でいうと、ジム・ロジャース、ホリエモン、三木谷浩史、高城剛、といったところがわかりやすいハイパーノマドだ。

5 Hyper Bohemian
ハイパーボヘミアンという。これは2,3の進化系で、働き方に加えて、ライフスタイルの変革も含めた生き方の概念だ。組織からの自由、場所の自由をだけではなく、究極の自由を目指す生き方であり、「働くのはやめよう」「今すぐリタイアのススメ」くらいにイッちゃてる話だとかんがえて良い。
ハイパーボヘミアン界のスーパースターは、ティモシー・フェリスというひとで、自動化されたスモールビジネスを所有し、だいたい週4時間の労力で年収500万円*稼ぐ仕組みを作り、遊んで暮らすことを推奨している。
投資銀行で死ぬほど働いて年収2000万ではなく、週4時間のみで年収500万を狙い、生活は断舎離して、不用なものは持たずに身軽に(ノマドっぽい)するというものだ。
基本的には、好きな事をやって遊んで暮らす。やりたいことだけやって、嫌なことは一切やらない。ティム氏は、カリブ海でダンスして過ごしたり、冒険旅行などをしてすごしているようだ。ハイパーボヘミアンは自由な時間や、嫌なことはやらないという生き方に力点があり、そのための仕組みとして、デジタルノマド的な仕組みを利用する。
日本人であげるなら、ひろゆき、がこれに非常に近い。2chから生み出される不労所得をもとに、なんだか不思議な生活を送っている。

*ティム本人は仕組みをつくるために自分の会社をもち、スタッフも居る(というか彼の仕事はすべてスタッフがやっているので、彼は何もしない)。だから、彼はフリーランスではない。なお、500万どころでなく、ゼロひとつ多く稼いでいると思われる。
企業オーナーという意味では、広義の起業家だが、株式公開を目指す大きな企業を作るのではなく、自分のためだけのスモール企業を作っている点が違う。

5+ ハイパーニート/ライフスタイルノマド/Bライフ/高等遊民
これは5から派生したものを私が整理した概念。色々な人がいろんな言い方をしており、用語が定まっていないが、概ね、ニートとか、ライフスタイルとかそいういう冠がついていることが多い。
内容としては、ハイパーボヘミアンの年収ダウン版の生き方だ。
働かず楽しく暮らすという点は一緒だが、年収500万ではなく、およそ年収100万円前後の不労所得をもって遊んで暮らしているひとを指す。
代表的な人は、ネットのアフィリエイトなどの収入(月7-8万円)で、一切の労働せずに、日々ぐうたらだらだらのニート的生活をしている@phaさん。親から相続したアパートの家賃収入(年100万円)のみで、20年間豊かな無職生活を送る山崎寿人氏。ホームページや論文添削などの収入を元に、自分で買った山林に立てた掘っ立て小屋(山小屋)で半自給自足の生活を行う(Bライフという)毎年寝太郎こと高村友也氏など。
「極限まで断舎離した生活」+「それを賄う、不労所得、または、ごく短い本人にとって苦労のない労働」+の組み合わせで、働かない生活を実現する。

なお、5と5+は明確に区別できるわけではなく、その人が遊んで暮らすために必要と考える年収によって下は100万から、上は1000万くらいまで、いろいろ濃淡があると捉えていただきたい。


<まとめ>
世間での「ノマド」の認識はもっぱら1のFreelanceのみで、たまに2,3の定義も見られる。4と考えているひともいるものの、1の人と話が合わず、意味不明な批判合戦になってしまっている。

皆さんが考える「ノマド」の意味はどのくらいまでを含んだり、含まなかったりするだろうか?
ぜひtwitterの@や、コメント欄でみなさんの意見を聞かせてほしい。

なお、僕が注目し、議論しているのは、いわずもがな1は含まず、4のハイパーノマドと、5のハイパーボヘミアン(+ハイパーニート)が中心である。

4のハイパーノマドは今後の世界の行く末を理解するのに最も大事な概念であり、個人だけではなく企業のサバイバル戦略にも密接に絡む。キャリア構築などもこれを前提に考える必要がある。

5のハイパーボヘミアンと ハイパーニート は、最先端の生き方として注目に値する。身軽な生き方、断舎離などのブームはこれを含んでおり、経済が伸びない先進国の今後数十年に渡るパラダイムにおいても、この生き方が徐々に注目を浴びるようになってくるだろう。

なお、私は、ハイパーノマドの時代がどうなるのかを理解して、そのなかでハイパーボヘミアンとして生きていくことを考え、すでに実践している。

ノマドは・・・辛くないよ。ノマドとして生きるための5つのコツ

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ノマドはつらいよ・・・これが現実だ!(常見陽平)記事が拡散している。
お前らノマドってらくじゃねーぞという、常見氏の芸風ネタとして楽しい記事として読むべきだろうが、ここで「つらい」とされていることにたいしては、たしかにそうなりがちだと思う。ノマド初心者に対する警鐘だと捉えると納得いく。ただ、そうならない方法もあるので、私の意見もすこし添えておこうと思う。

この記事ではノマドは、ノマドワーカーとして捉えられているので、その文脈で。
ノマドワーカーを、組織、時間、場所の自由を手に入れて働いているひとと定義するなら、私も、サラリーマンを辞めて、ノマドワーカーになってからは、もう、11年ほどたつ。ベンチャーを起業したり、フリーでコンサルしたり、作家業をしたり、いろいろあるので、全部がいわゆる”フリーランス”ではないが、独立して自分の責任でやっているという意味ではすべての時期をとおしてそうだ。
その経験から、ノマドが辛いという5点について、私の意見を添えておく。


1. 信用がない
金融的な信用がもてないのは確かだ。クレジットカードは作りにくくなるし、ローンなどは組みづらくなる。ただし、会社組織にすれば、一人会社でも銀行はお金を貸してくれるし、わたしも問題なく借りれた。とりあえず代表取締役になっておけば、個人への車や住宅も貸してくれやすくなると思う。
ただ、車のローンとか、住宅ローンの借り換えといった話であるが、そもそもそういうものを組むべきではないと思っている。僕は車はもってないし、住宅は事務所にとまったり、実家だ。
そういう固定費を少なくするから、身軽さが生まれるのであって、ローンがあってノマドするのは、手段がうまくマッチしていないので、それでは辛くなるのは確かだろう。

手段と目的のマッチということで言えば、例えば発電の話。太陽パネルでの発電は太陽さえあればどこでも発電できるから、米軍なんかは携帯型のパネルを兵士がもっていて、それで戦闘用の電子機器を充電したりする。だから砂漠でも作戦できる。これがノマド。
携帯型の太陽電池パネルは非力だが、移動できるのが重要なのだ。

ローンを組んでノマドするという行為は、東京電力から電気を買わず、本来移動できるパネルを自宅のベランダにがっちり固定して設置して、デスクトップコンピューター用の電源として、不安定だと嘆いているようなものだ。

コツ1
→ ノマドスタイルにあわせて、フィナンシャルな設計は昭和型から見直す必要がある

2. 収入に波がある。
これは確か。入金が偏ったり、資金繰りが大変である。
僕は、サラリーマン時代の貯蓄で、ノマド初期も1年くらいは入金がなくても暮らせるくらいの余裕資金はもっていたし、いまではその期間が随分伸びている。
なので、収入に波があっても別にきにしないようになってきた。

ただ、ローンがあって固定費がかさむとそうもいかないだろう。僕は、概ね、普段の生活費や旅行や娯楽などは、新卒で入社したときもらったのと同じくらいの収入の範囲で賄うようにしていて、それ以上の支出はしていない。固定費を下げるのもノマドにとっては大事である。

たまに高いものをかうときがあるが、それは、どかっと入金があるなどの不定期な収入が入ってきた場合。ようするに、あぶく支出は、あぶく銭で賄うというルールだ。


→ 固定費を抑え、流動費を多くする。一時的な出費は、一時的な収入で賄う。

3. 助けてもらえない
体調をくずしたら平謝り?ノマドは、体が資本で、自分が働けなくなったら収入が途絶える・・。
こういう話はよく聞くし、最大のリスクだといわれる。
しかし、それは間違ったやり方だ。
僕の場合、自動で回る仕組みをつくっているので、実際は僕が張り付いてなにかをしないといけないことは殆ど無い。
なので、しばらくアラスカの山にでもこもろうが、病気で休もうが、ほとんど文句はでないし、誰にも頭を下げる必要がない。完全に音信不通でも1週間は全く問題なく、週に1回まとめてメールの返信でもできる環境があれば、2-3ヶ月くらいまでは放浪してても大丈夫である。
ノマドはそういう仕組みを作るべきだ。そういうビジネスをするのがノマドであって、自分がいないといけないビジネスはノマド向きではない。自分が倒れたら終わりなんて、会社員よりたいへんだ。

→ ノマド向きのビジネスでノマドしよう。自分がいなくてもいい、自動化する仕組みを作ることに力をつかうべき。

4. 身内の視線は・・
僕はまったく気にならず。ただ、見知らぬひとに自己紹介などするとき、状況を説明するのが面倒なのは面倒だ。めんどうなので、適当にごまかしている。
とくに、僕は複数の仕事をしているし、有料サロンなんて、さっぱり理解されないから、わかりやすく「本を書いてます」とでもいっているようにしている。あとはあいてによって使い分け。企業系の集まりでは、「人材とコンサルの会社を経営してます」とか言う。

→ まわりの視線はきにしない。実際とは違くても、まあ、わかりやすい肩書きを言っておけばいい。

5. 仕事とプライベートの境がない
境がないというより、今年から、嫌な仕事は一切しないようにしたので、ほぼ全部がプライベートである。もちろんどうしても、やらないといけない作業的なもの(税務とか、契約とか、入金・支払いなどのお金周りの作業)は残るけど。それもうまくアウトソースできるようにうまく考えたい。

おしなべていうと、無駄なことをやったり失敗などは多かったが、結果的には、自由な時間と自由な場所と自由な仕事というものは手に入ったということだ。
辛くなることがあるとすれば、それは、ノマドではない社会の常識を引きずってしまうと辛いことが発生するということがわかった。
つまり、ローンや、固定費の増大を始めとして、ノマド向きでない仕事を受けたり、好きでもない仕事をお金がよいからといってやってしまったり、そういうことをすると非常に辛くなる。

ノマドをやって、つらい思いをしないためには、逆説的だけれども、徹底して自由な時間と自由な場所と自由な仕事を徹底的に追求することだ。それに反する行為はどんなに常識はずれでもやめる勇気をもつこと。これに尽きる。

自由な時間と自由な場所と自由な仕事さえ守れば、辛いことはなくなる。
そうでなければ、ノマドになった意味が無い。サラリーマンやっていたほうがいいとおもう。

→ 逆説的だが、嫌なことは一切やらない。自由な時間と自由な場所と自由な仕事を守る。

(まとめ)
価値観や、ライフスタイルや、収入モデルをノマド型に移行(またはすぐ移行しなくてそれを目指して改革する)をしないまま、ノマドをやってしまうと、非常に辛い。やばいことになる。私が、ノマド希望者・ノマド初心者に、警鐘をならすとしたら、そのことである。
このようなノマドスタイルをどう実現していくかの議論や、実際のノマドスタイル実践者との情報共有などは、私のオンラインサロン tyk projecs にて行っています。ご興味のあるかたは、ぜひご参画ください。
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バックパッカーとノマド – 新旧の世界放浪者の違いとは?

【ノマド研究所5期会員募集のお知らせ】人生は短いです。あーやりたい事があるのに、何か思い切って一歩を踏み出せない自分にいらいらする、もっと自由に生き見たいのに。ノマド研は、ノマド的な生き方を志向するひと、ノマド的な生き方を実践するひとのネットワークです。400名以上の価値観のちかいメンバーと一緒に語らいましょう。⇒ご案内

またまたノマドネタですいません。

「ノマドって世界を放浪している連中のことでしょ。バックパッカーとなにがちがうんねん」

とよく言われるので、考えを整理しておく。
確かに、世界中を回っているという現象面では似ているが、その内容は、180度違うといってもいい。

まずは、バックパッカーについて。

バックパッカーが長期旅行にでる理由としてもっとも多いのは「自分探し」だ。
自分を探しに世界を一周してみて、とりわけ低開発国の惨状や、文化の違いなどを目の当たりにして、ショックをうけて帰ってくる。
そして現地のひととの交流を旅の目的として、旅は人だ、ということをいうようになり、とる写真は薄汚れた服をきた小さな子どもが、丸い目をしてファインダーを見つめ返してくるような写真が多くなる。




自分がもう少しなにかできる事があるのではと考えるようになり、一部はボランティア活動にのめり込んだり、あるいは、いてもたってもいられなくなり、日本に帰ってきて、なにか別の居場所をさがしてみたりする。
世界一周とは、自分探しと同義語なのである。
ピースボートとかに乗ってしまうひとも要するにこれである。
国際ボランティアとかもこれ。

社会学者の古市氏が「希望難民御一行様」で指摘しているように 、自分探しに世界にでかけて、結果として、世界の現実をみることによって、自分の過大で厨二病な夢をあきらめ「大人に脱皮して」帰ってくるのだ。世界一周は人生度一度限りのイベントで、それは人生のターニングポイントだ。そして、日本に帰ってきて、「おとなしく暮らす」ようになる。



これを、旧世代の放浪者、バックパッカーと呼ぶ。


ノマドときいて、否定的な反応が帰ってくるパターンに、
みんなが思い浮かべるのはこのバックパッカーの姿であり、それにたいして、

「またかよ」
「うんざり」
「世界一周ブログ書く奴何人目だよ(藁)」

というものが良くあるので、このイメージがつよいのだとおもう。
まあ、青臭い青春の一人旅が悪いということではないので、単に、私はこのような旅は、ほとんど興味がないし、ノマドノマドといっているのは、このような話ではないということだ。

私がノマドといっている世界放浪者の目的は、自分探しということはあまりない。

では何を目的としているか?

ひとつは、ビジネスのタネだ。
カンボジアのドル預金の金利が8%だったり、どこどこの国の法人設立や何々に関する規制や税金が緩いといった、そういう話が話題の中心である。現地人の暮らしぶりは話にあがるが、その文脈は、「何が普及していて、何がたりないから、何を売ったらいけそうだ」とかそういう市場としての文脈がもっぱらだ。
要するに、新しい市場や投資機会、より自由な環境をもとめてリサーチをしている。これがビジネス型世界放浪者だ。

もう一つはタイプは、引越し先(滞在先)を探している人。日本に飽きたので、暫くはセブ島に住んで、そのあとはウクライナにでも住もうと思うとか、そんな感じ。ようするに、日本は暑いとか、うざいとか、で、よりよい住環境や刺激的な都市をもとめて、世界を目で見てまわっているという感じである。

この手のタイプの間では、「都市の物価、家賃や治安、医療環境やビザ」などとう話が情報交換されている。
このタイプの中には、ほんとに純粋に旅行を楽しんでいるひともいて、たんに楽しい遊び場所をさがして世界をリサーチしている感じのひともいる。基本的に、人生を楽しむ場所を探しにうろついているということで、悲壮感はゼロだ。

この2つのタイプは相性がよく、同時に行なっているひともいる。滞在先を変えながらいろいろなビジネスをしている。この典型例は、ジム・ロジャーズ氏であろう。

後者のビジネス型放浪者と、滞在型放浪者を2つあわせて、新型の放浪者(ノマド)と名付ける。わたしが、ノマド、ノマド、といっているのはもっぱらこの新型のノマドのことをいっているのでる。

旧型バックパッカーと、新型ノマドは、その動機や目的、旅の仕方、あらゆる面で大きく違う。

さきほども説明したように、
旧型の動機が、「自分探し」なのに対して、新型の動機は「ビジネスチャンスや、新しい楽しみ探し」である。

結果として、
旧型は自分をみつけて帰る。つまり、外国でなにかを学んで、持ち帰って日本に住むのにたいして、新型 は、日本を脱出して、外国にチャンスをみつけにいく。矢印が逆なのである。

旅行者のイメージもだいぶ違う。
旧型は圧倒的に若者。英語はあまり喋れずカタコト。世界一周が実は初めての外国旅行です、というひとも少なくないし、基本は貧乏旅行である。

新型は、すでにある程度成功をしていて人生をエンジョイしているひとが始めるので、年齢も40代というひとも多く、予算も十分にあり、スタイリッシュで、悲壮感はなく、基本的に楽天的だ。

訪問先も違う。
旧型は、基本的には、異文化体験を大事にするので、インドや ネパール などの低開発地域にいく。カーストの底辺を見に田舎にいくことが大事で、決してバンガロールのITパークに起業家を訪れたりはしない。人気の旅行先のカンボジアも、アンコールワットはどちらのタイプも訪れるが、そこで地雷の話や地元の村人との交流をするのが旧型だとすれば、プノンペン証券取引所の会員口座を試しに作ってみるのが新型だ。新型のノマドは、ビジネスや楽しみのために訪れるので、ビジネスや物流などのハブ都市や、独特の文化やエンタメがあるような文化のハブに訪れる。

また、旧型バックパッカーは、実は本当の辺境にはいかない。田舎は大好きだが、道路が通っている必要があるし。人が住んでいるところでないと駄目だ。
新型ノマドは、新しい刺激と楽しみを探しにいっていることが多いので、南極の山を登りに行ったり、オフロードバイクで道路のない砂漠を横断したり、ワシントン州でシーカヤックをやるなど、本当の自然で遊ぶことがある。

なお、このような形態のノマドは、以前はジム・ロジャーズ氏みたいな大金持ちの特権だったが、最近のネットの発展で、場所と時間を選ばず不労所得を得る方法もでてきており、組み合わせて、低年収(無資産)のジム・ロジャース(笑)ができる。この話はオンラインサロン tyk projecs にてまさにいま、議論しているところだ。

旧世界放浪者(バックパッカー) 新世界放浪者(ノマド)
目的 自分探し ビジネスチャンスか、滞在先探し
たびに出るキッカケ 人生が満たされていない。 日本飽きた。日本オワコン。
発見すること 異文化体験 まだ注目されてない市場・投資機会、新しい楽しみ・娯楽
ベクトル 海外→日本(外から内) 日本→海外(内から外)
イメージ 若者、悲壮 リッチ、スタイリッシュ、楽天的。
英語は基本的に喋れる。
関連概念 ボランティア、国際交流 ビジネス、エンターテイメント
好まれる訪問先 インドの田舎など低開発地域 文化・ビジネスのハブ都市、又は本当の辺境


なお、いちおうヤバい元バックパッカーについても触れておく。 要するに、バンコクやマニラに沈没しているような、薄汚く、なにをやっているのかわからない不可思議な日本人だ。
人生がなんらかのキッカケでいやになり、自分探しが動機で国外でたところまでは一緒だが、だんだんとやばい方向に手をそめて、違法な仕事をしたり、クスリ関係の仲介をしたり、自分もクスリでわけわからなくなっていたりする。こういう連中とは僕は関わりたくないし、私の考えるノマドということには含まれないのは明らかだ。

なお、”元”といったのは、こういう人にとって、旅行・移動はすでに興味が無いからだ。彼らのバックパッカー時代はすでに過ぎ去っている。
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ニート体験のススメ – 12日間で人生が楽しくなったニートセラピー効果

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お盆終了。

さて、今年の夏休みは、お盆の前の週から体調を崩してしまい、結局その週と、お盆の週、ほぼ12日間くらいまるごと休みになってしまった。

休みというと、今までの僕だと、せっかくの休みだからなにかやらないとおもって、逆に張り切っていたように思う。

・せっかくの休みだから国内旅行じゃつまんないから、海外に旅行しにいったり
・海外に行けないときは、充実した時を過ごそうと、昨年は1週間の休みのあいだに、本をほぼ一冊書き上げるくらい執筆をしたこともある。
・せいぜいBBQとか、人と遊びに行くとか、なにか楽しいことを1,2発やらないと

ようするに、休みは目一杯エンジョイしないと気が済まないたちだったのだ。
無為に時間が過ぎるのが一番つらかった。成果がでないとつらい。

・旅行もいけてない
・楽しいことしてない
・なんも成果が出ていない。

だから、休みでちょっとだらけて昼の2時くらいまで寝てしまい、ちょっとメールをみたらもう夕方の4時で、夕食の支度をしにスーパーにいったりするとき、

「この一日は何だったんだ」

と考えて、落ち込んでしまうことがよくあった。

これって、なんていうのだろう。
仕事でも、そういうのってあるとおもう。
成果を追い求めるばかり、一日仕事でうまくいかないと、「今日も遅れてしまった」と考えるようになったり、「他のひとは成果をあげているのに」と焦ったり。



僕は、冷静にいま振り返ってみると、休日もうまくエンジョイできなかったらしい。
2003年頃、最初に立ち上げたネットの会社をやめて、2004年に今の会社を設立するまで、一年ぐらい結構ゆるやかに仕事をしていた時期があるのだが、
そのあいだも、
「おれがこんな旅行とかしている間に、他のやつは次の事業をつくって、ドンドン大きくしている」
「おれが1年間ぼーっとしていた間に、一年前立ち上がったXX会社はすでに社員が20人まで大きくなっている」
とか、そんなことばっかりかんがえて、焦りまくっていた。
けっこう旅行とかしてたんだけども、はっきりいってあまり楽しくなかった。
エンジョイしてなくて、何もしない時間ができればできるほど、焦ってしまい、他のもっと猛烈なスピードで仕事をしている奴に負い目を感じて、俺ってなんてダメなんだっておもって、暗くなっていた。

前置きがながくなったが、今回の夏休みの話にもどろう。
今回は、体調を崩して、そのまま休みに突入したこともあり、
本当にまったく何もしなかった。

以前の僕なら、休みの間でもメールをチェックしたり、ツイッター書き込みしたり、それなりに細切れの時間で会社の事務処理したり、いろいろと、バリバリと仕事をしたもんだが、
今回に関しては、体調不良ということもあり、ほんとになんもしなかった。
ツイッターやらず、
メールは読まず、
なにをしていたかというと、
ひたすら疲れて寝て、
寝たいだけ寝て、
起きたらぼーっとして、
適当にだらだら過ごし、
また寝たくなったら寝る。
生産性のあることは一切しなかった。

そういうのを1週間やってみて、考えが変わった。

こりゃいいや。
別に焦る必要なんかないと思った。
昼の2時におきて、ぼーっとしたてたら日が暮れてしまっても、
その日を無駄にしたと思わず、
あー疲れていたんだから、沢山ねむれたし、
昼過ぎまでねむっていて、気持よかったー
と思ったし、(体調わるかったのでホントにそうおもった)、
また、そのあとだらだらして、夜の12時ごろには、だるくなって、また寝てしまった。
おきてる時間が10時間。
睡眠時間でなくて、おきてる時間が10時間。
こりゃなんと怠惰なんだろう。

でも、意外とそうして、ホントに何にもしてないと、
心のそこからリラックスできるようになった。
別に、メール返事しなくてもいいや、ちょっと仕事がすすまなくてもいいや、まあいいや、本の原稿も進んでないけどまあいいや。
こりゃまるでニートみたいな生活だけども、
まさに、ニートを実践してみたところである。

これははっきり言って、極楽である。
なんも心配事なく、単にくらすだけのことがこんなに心が休まるとは。
以前なら12日もやすんで、家に閉じこもっているだけ、どこにも出かけず、仕事も進めず、原稿も一枚も書かない状態だったら、あまりに無駄な時間をすごした自分に全力で非難をあびせていただろう。
しかし今回12日間、ほんとになんもやらなかった。

そしたら、よのなかの見え方がかわった。
短い間だけど、ニート体験。

もしくは、完全にリタイアしたら、こういう感じなんだろうなー、というのがわかったというか。

ゆるく生きても、人生楽しい。

オチがないって?

オチを書かないと。

そうおもったら、ニートのphaさんの生活が、なるほどと思えるようになった。
いまなら、まさにphaさんの生活がとても豊かに感じることができそうだ。

phaさん、ぼくも立派にニートできました。
ニート初級くらい。


で、たぶん、phaさんの本「ニートの歩き方」もきっとそういうニートの勧めが書いてあるんだろうなと思い、ニートに目覚めた僕は、今日からこの本を読み始めたというわけ。

みなさんも、もっとだらだら過ごしてみてください。
10日間くらい、徹底的にだらだらとすごしてみてください。
世間のしごととか忘れて、徹底的にニート

え、そんなのやってるって?
いえいえい、バリのリゾートとかいってはダメです。リゾートを満喫しないといけないという脅迫観念がうまれてしまうので、それではダメです。
家で、だらだらすごしましょう。
徹底的に自堕落に。
世間のことは忘れて。
これってなんでしょう、世間と繋がりを断つという意味で、断舎離じゃなくて、なんだ、仏教でいったら、仏門にはいったりするような、まさに出家の世界かもしれぬ。
出家は欲望をたったりするけど、ニート修行は欲望だらけでもりもり。
ニートと出家は紙一重。
ニート修行ですわ。


あ、ニートセラピーっていったほうがよさそうですね。


けっこういいと思います。心底つかれている人に、これ効くとおもうんですよね。
お陰で、ぼくは、なぜかやる気もでてきてしまいました。わけわからん。
それに、なんだか人生がとっても楽しくなってきました。
すごいなニート。

え、まだオチがない?

オチつけましょう。

今回、気付いたこと。

「僕、ニートの才能あるかもしれない」

僕、ニートになるかもしれません・・




ノマドと結婚と子育て – 結婚7.0くらいの未来

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ノマドライフと結婚、子育ての話題は常にツッコミが入る話題だ。

「結婚はどうするんですか?」
「そんな生活してたら、結婚できませんよね、子供も育てられないのでは?」

確かに、結婚するには、定住していた方がいいし、子供を育てるとなるとさらにそうだ。
これには答えを出せずにいた。
ノマドと結婚や子育てを両立する方法はないかと、考えていた。
それは出来ると信じていたが、しかし、前提がまちがっていたのだ。
いまの結婚観を前提にしていたから難しいことになるのだ。僕の頭は完全に凝り固まっていた。頭を転換するんだ。

ノマドにおいては、究極の晩婚化が進むとおもう。
晩婚化どころじゃないくらいの晩婚化だ。
30で結婚、35が晩婚、40では子供がうめない、そういうタイムリミットみたいな話もある。
そういう話に囚われる必要はなくなる。

究極の晩婚では、60になるくらいに結婚する。
むしろそれが普通になる。

結婚とは、人生の晩年において、共にすごすパートナーを得るために行われるようになる。
若いうちに行うものという概念ではなくなる。

結婚とは、死ぬ場所を決めたひとが晩年から、定住をはじめ、死を迎えるまでの間の行為になるだろう。


この結婚様式は、同性婚のカップルが先駆けをつくるだろう。

子供は、60歳からもらうようになる。養子をもらうことになる。ノマドにとって、自分の子供であるということへのこだわりはあまりない。

そして、人生の最期の仕事として子供を育てるということになる。


将来は、家事や育児においてベビーシッターなどが高度に活用出来るようになっている。
また保険が発達し、考えられるあらゆるリスクは保険でヘッジできるようになる。

ノマド社会においては、子育ては、老人の役割になる。

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この議論の続きは、会員制コミュニティ tyk projects で行います。

会社員でも出来るノマドワーク-地方在宅勤務を認めてもらったY氏のケース

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地方ののんびりしたところで、在宅で仕事をして、正社員で、安定している。
こういう仕事の仕方は理想だろう。
そういう人に、先日あった。
古い友人なのだが、連絡をとっていなくて、なんと10年ぶりくらいにあった。
聞いてみると、今年の春から山口のほうに引っ越したという。
山口はとてものんびりしている上、食べ物も美味しく、リラックスできるという。
転職したのか?いや違う。
東京の会社につとめていたが、そのまま東京の会社に在籍しているという。
もちろん正社員だ。

給与は下がったりしたのか?
いや、そうではない。
給与は変わっていない。
東京の会社で、正社員のまま、山口県に家族で引っ越した。
当然、仕事は継続している。
彼は、webのエンジニアであり、成果が見えやすい。東京のオフィスに詰める必要もない。
基本的に山口の自宅で仕事をして、月に一回、東京のオフィスに来るという。
家賃も安くなり、食べ物も安くなり、野菜は近所の人からもらっていて買ったことがないという。
1歳の子供がいるが、いつも一緒にいることができるので、親としてとても嬉しいのだという。
いまの仕事のやり方に不満はないという。
山口に行こうとおもったときどう切り出したのか?
最初は転職も考えたという。
その会社では、在宅で勤務している人はおらず、ましてや地方で在宅もいない。
エンジニアも全員出社していたという。
一人だけ在宅が許されるものかとおもったが、切り出してみた。
社長の反応は、「やめてもらっては困る」というもの。
あたりまえだ、彼はエース級のエンジニアだからだ。
「山口に引っ越そうと思う。もう下見はしてきた」
「では、山口で今と同じ仕事ができるようにしてほしい」
そういうことになった。
結果、仕事は問題なくできて、彼は山口に住み、家族と子どもとよい時間を過ごしている。
会社にとってのコストも変わらずだ。
彼は月に一度東京にくる。その飛行機の往復は45000円ほどかかるが、東京にいたときも遠距離から通勤していたので定期代はほぼ一緒だったという。
「一人だけこのような待遇で仕事させてもらってすこし気が引けますが、前例ができることが大事。ほかにもこういうスタイルでやりたいひとが居るはず。前例があれば、やってみたいと声をだせる」
私が、この例を紹介しているのも、こういう人がいるということを紹介したいからだ。
会社員でも、リモートワークは可能だ。もちろん職種や職責にもよるが。
ただ、このような事ができるのは、彼が実績があるエンジニアで、会社として手放したくないからだ。
彼自身もこう釘をさしていた。
「もし新卒の社員がこう言い出しても、地方でリモートでやっても成果がでるとは思えません。また、こういう話を切り出した時、じゃあやめてもらって構わないといわれる社員もいるでしょう」
実力をつける、会社にとって無くてはならない存在になることが必要なのはいうまでもない。
貴方が実績が十分あるとおもい、今の働き方に不満なら、転職するのもいいが、一度リモートワークを交渉してみたらどうだろうか。
割合あっさり認められる、かもしれない。