ガチノマド実験。南の島リゾートでノマドワーク を試してみた

ノマドの話題です。ノマドするといえば、カフェで仕事するというのが、定番です。
しかし、そんなの甘いぞ、真のノマドは、ほんとに場所を選ばないはずだ。と思い、どこまでノマドワークできるかを自身で試してみたことがあります。
今回はそれの報告です。
ちなみにこれ、ちょうど一年前2011年12月の話です。当時はノマドなんて流行ってなかったのでこんな話をしても仕方なく、ブログにはかかなかったんですが、いまなら多くのひとに興味をもっていただけると思い、掲載します。


ノマドなら、世界のどこでも働けるはずだ。
ノマドオブジェとネットさえあれば、どこでも働き、どこでも収入が得られることを証明してみようというのがこの試みです。
ちょうどマイルのチケットがあまっていたので、その範囲でいけるフィリピンのリゾート地を選びました。ここに1週間滞在し、仕事が問題なくこなせるのかを実験してみた次第です。


映画のワンシーンがありますよね。ギャングとかが、カリブのリゾート地で、葉巻を吸って、女性をはべらせながら、携帯で部下に司令をだす。部下はコロンビアとかで麻薬でFBIと戦争みたいな。
電話一本だけで、カリブリゾートから司令をだす、ギャングの姿に憧れ(笑)ます。

おれも、フィリピンリゾートから、ネット一本で司令をだすぞ!

私の、仕事というのは、

・経営している会社の運営(スタッフMTG、指示、電話のやりとり)
・書籍原稿の執筆
・ツイッターや、ブログの更新

この3つです。これが僕の仕事のすべてなので、これがフィリピンのリゾートで出来れば、もはや世界中どこにいても仕事が出来るはず。そんな仮説のもとに実験開始。
1週間の仕事はちゃんとこなせるのか?





まずは、リゾートにチェックイン。wifiが入ることを確かめます。
フィリピン、しかもリゾート地なので、ネットのスピードはかなり遅いことが考えられます。それでも、仕事できるのかというのがポイントですね。




早速ビーチサイドでお仕事開始。
ビールの誘惑がありましたが、ここは、ひとつマンゴーシェークを頼んで、仕事をはじめます。
土日に移動してきたので、今日は月曜日。午後になりましたが、スタッフとMTGです。
スカイプでのMTGを行いました。
iPad2にイヤホンをつないで、スカイプで東京のスタッフとMTGします。
30分ほどのMTGでしたが、音声のみなら途切れることなく、何の問題もなくMTGできました。

途中、プールサイドの寝椅子にねっころがりながら、プールや空を眺めながらのMTGです。かなりギャングに近くなって来ました。

周りはホテルのスタッフくらいしかおらず、スカイプで話していても、スタバのように周りにめいわくはかけません(笑い)


MTGのあとは、デスクワークです。
これまたプールサイドに陣取り、遅い昼飯をたべながらメールのチェックなど。
ややこしいメールもありましたが、メールですむものに関しては、メールで返答すればよいのでもんだいなし。

さらに、1,2件、電話をかけなければいけないものがありました。
これが従来ハードルがたかかったもの。
電話が絡むと、海外はむずかしかったので、これがどうクリアできるかが課題でした。

結局普通に、スカイプから相手の固定電話に電話。
いつもどおり「お世話になっております、大石です」で、何の問題なく電話完了。
相手は、私がリゾートからかけているとはまったくわかるはずもありません

フィリピンから日本へのスカイプ通話は、1分1円くらいです。バカ安ですね。


発信はいいとして着信はどうなの?
というのがもう一つの疑問です。

僕の場合東京にスタッフを置いているので、その人が電話などを対応してくれればいいのですが、今回はあえて暴挙にでました。

代表電話をすべて、フィリピンで取る。
実験ですから!

当社にかかって来た電話は、東京のスタッフはとらず、私に転送されます。
転送されるのは、上記の青い、ノキア製のシンプルな携帯です。
フィリピン現地で購入した一番安いもので、SIMフリーです。
端末が約1100ペソ(2200円)。これに、SIMカードが100ペソ(200円)くらいです。
合計2400円で、ゼロから着信環境がつくれます。

日本のローミングとちがって、着信するだけなら、お金は一切かかりません。
200円のシムカードを一枚指しておくだけで、無制限に着信できます。すばらしい。

転送もスカイプを利用します。
スカイプ番号という、050で始まる番号が取得できます。これは、その番号に他人がかけると、スカイプに着信するというものです。
まず、代表電話(03)⇒050スカイプ番号に転送をかけます。これはボイスワープというNTTの転送システムをつかいます。
その後、050のスカイプ番号に着信があった場合、こちらの現地の携帯に転送するように設定します。これは、スカイプで設定をおこないます。

これで、普段の03番号に電話をかけると、なんと現地フィリピンの着信無料の携帯電話にかかってくるのです。
なお、個人の携帯電話に関しても、すべてスカイプ番号に転送することで、全部の着信を現地携帯で取ることができました。

これやってみての感想ですが、なんとか行けると言う感じです。
すこしエコーがかかったような音声で、少々話しづらいのですが、相手はなんかちょっと回線がわるいなくらいで、別に問題はないようです。また、転送をくりかえしているため、着信するまでに20秒くらいかかるので、その間に相手が切ってしまうと困ります。ただその場合もスカイプ側には着信履歴がのこるので、あとから検索はできます。

費用ですが、
03番号⇒スカイプ番号 の部分は、NTTのIP電話へかける料金が発生。当方負担。
スカイプ番号⇒フィリピン の部分は、スカイプの国際電話料金が発生。当方負担。
なお、日本⇒フィリピンの通話料金は、22円/1分です。

ビジネス通話ですのでせいぜい話す内容は5分程度。一回につき100円~200円という感じでしょうか。日本⇒フィリピンはやや高めですが、シンガポールなんかは、2円66銭/分ですんで、もはや国内の転送料金のほうが遥かに高いということになりますね。

転送費用はすべて当方負担で、相手側には一切の追加料金がかからず、また相手側はどこに電話をかけているのかわかりません。完全にトランスペアレントなしくみです。

実験結果ですが、1,2本、電話を取り逃がすことがありました。やはり、転送に時間がかかるのが問題のようです。ここらへんは転送時間を調整したり、即時転送などの設定でクリアできるとおもいます。

これで、電話の問題もクリア。

(なお、真のノマドを目指してゼロから仕組みを設計するなら、そもそも電話を一切使わないでビジネスする仕組みを考えたほうがいいとおもいます)




こんな感じで、リゾートノマド。
装備は、DELLのパソコン(笑い)と、iPad2です。
DELLのパソコンがノマドっぽくないって!
いいじゃないですか。Mac Book Air じゃなくたってノマドできます。ちなみにこれ重さ3kgあります。ちと重すぎました。

※なお、現在のノマド環境は、PCと、ipadを廃止、Nexus 7に無線キーボードですべてできるように進化しました。

ちなみに、一週間ほど滞在したのですが、仕事の成果はというと・・・

・会社の経営

⇒何の問題もなくできた。

・ブログ/ツイッター

⇒何問題もなくできた

・原稿の執筆

⇒進まない(笑)

原稿の執筆のように、集中力を要するものは、ちょっと南国では向いてないことがわかりました。
夕方になるとビールがのみたくなって、誘惑に負けまくるしww。

誘惑うんぬんは置いておいて、環境事態は、日本にいるときとさほど変わらなくできることがわかりました。

リゾートノマドは可能です。
あなたもできます。

ぜひやってみてください。


なお、こちらのリゾートは一泊1500ペソ(3000円)。一週間割引で20000円くらい。
ちょっと環境を変えて仕事するには、ぜんぜん有りの料金ではないでしょうか。
息抜きにはビーチを散歩したり、夜は夜で賑わいます。
リゾートノマドは楽しいですよ。

なお、くわしい場所や、ホテルの場所や、費用面など、もろもろブログに書けないリゾートノマドの裏話は、私がファシリテートする会員制コミュのtyk projectsにてお話します。質問にもお答えします。ノマドネタに興味があるかたは、ぜひコミュニティで情報交換いたしましょう。
 

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