どんな小さなことでもいいから、現状を変えようと考える人は未来に所属するひとだ

というエントリを読んで、ほんとうに悲しくなった。
公選法では、なんと移動しながらの演説は許されておらず、車の上で、名前や政党名以外のことを叫ぶのは違法だという。なので、選挙カーは、名前を連呼するしかないのだ。
法律を作るのは国会議員である。法案を提出するのも、それを可決するのも国会議員である。どうして、既存の法律に固執するのだろうか。
日本は、自分で自分を変える力がない、と揶揄するひともいる。
僕もそう感じていたけれども、それは信じたくなかった。
しかし、公選法の話を聞くにつれ、日本はなにも変わらないという思いを持ち、絶望する。

こんな話をしよう。
かつてIBMという会社は、倒産寸前の危機にあった。
そのとき外部から招聘され、CEOの座についたのが、あのルイス・ガースナー会長だ。
彼は、IBMの古い部分をバッサリと捨て、IBMをホストコンピュータの販売業から、ITサービスの会社へと転換した。そして、IBMは蘇った。

ガースナーがIBMのCEOに就任後、わずか一ヶ月後に開かれた年次株主総会は、厳しい株主からの糾弾が吹き荒れ、長く、疲れる総会であった。
総会を終えたガースナーは、社有機でフロリダ州タンパからニューヨークへ向かった。
 
「今日は厳しい一日だった。何か飲みたいのだが」
「まさか、アルコールではないですよね」
「アルコールだよ。いいウォッカはないか」
「IBMの社有機にはアルコールはありません。禁止されています」
「だれに言えば、その規則を変えられるだろう」
「たぶん、ご自分で変えることができると思いますが」
「では変えた。たったいまから新しい規則を適用する」
 (巨像も踊るより)
私のコミュニティでは、何かを変えたいとおもうひとが、海外に出たり、新しいビジネスをはじめたり、子供を連れて海外に留学したりしている。個人が1度に変えられる小さいけれども、なんとか現状を変えようとしている。
どんな小さなことでもいいから、現状を変えようと考える人は未来に所属するひとだ。
そして、未来に所属するか、過去にしがみつくかは、あなたが決めることができる。
巨象も踊る
巨象も踊る
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ルイス・V・ガースナー
日本経済新聞社
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