ノマド研究所活動レポート(2016/12/5)小学生にサムライカレーを/チェスとアドレナリン/最近の若者論/子育てシリーズ超まとめ

さてここまで紹介してきた子育てシリーズは今回で終了です。非認知スキルが大切というお話でした。継続は力なりというやつですね(続きはノマド研究にて)

【子育てシリーズ10】小学生にサムライカレーを
さて、成功の気質は鍛えることができるという話。具体的な鍛え方は載ってませんでしたが、例に上げた学校では気質の成績表を実際につけているようです。これも気質は鍛えられるという考え方からでしょう。

これらの気質の項目について、子どもにフィードバックしたり、意図的に育てたりすることをしてみるのがいいんじゃないかと思います。ときには成績表をつくってみたりして。そういうことをやってる学校はほとんどないとおもいますから。

ここまで書いてきてわかったのが、結局さきほどの7つの項目、

1.やりぬく力
2.自制心
3.意欲
4.社会的知性
5.感謝の気持ち
6.オプティミズム
7.好奇心

これ、子供に対するものというより、会社に入ってから人事部が人材を育てるときに重要視している項目そのまんまじゃないですか!?

ようするに会社も、有用な人材を育てようと考えたらこうしたものを重視するわけです。そして、それは会社のなかで「鍛えることが出来るもの」と認識されているというわけです。

スッキリした。たしかに会社にはいったら、IQを鍛えましょうなんていいません。もっぱら社会できたえるのは7つのようなスキルです。そして、これらの7つのようなスキルが、社会の成功にとって大事だとおもっているのは、どの会社も間違いないです。

つまり、成功するひとはこうした非認知スキルこそ(続きはノマド研究にて)

ちなみにもりぞーさんのサムライカレーはうってつけです。


【子育てシリーズ11】チェスとアドレナリン
さて、ここからは、チェスの話がでてきます。チェスというのは子供のころからの英才教育が必要というタイプのものだとおもうんですが、なので、時間をとって教えられる英才学校の生徒のほうがつよいわけです。

しかし、黒人やヒスパニックが多いなんでもない公立学校で、チェスの教員として実績をあげて、中学校では最高クラスの強いチェス部をつくったひとの話が出てきます。これも、才能は育てることができるという事例で出てきたのかとおもいます。

それ以外に面白かったのは、はたしてこういう子供時代は幸せなのか?という話。
現在全米チェスで10位以内に入るプレイヤーの話で、かれは幼少のときから父親にチェスをおしえられて、そのあと1日14時間まいにちチェス続け。まあ完全にスパルタです。ろくに学校にもイカず、テレビも見ず、友達ゼロ、ひたすらチェス。

子供のころから音楽やスポーツをやっているひとってこういう感じですよね。

さて、本の筆者は、これに対して、ほんとにこの子供は幸せなのかというのを問いかけています。もっといろいろなものに興味をもてて楽しめたのでは?とか、他のことをする機会逸失があったのではないかという問いかけです。

それに対するチェスの先生の回答が、めちゃ核心をついていた。
何かに夢中になることで、子どもたちはかけがいのないものを得ている可能性があります。
子供の頃を振り返ったとき、テレビを見てたり、ぼんやりしていたりというイメージしか無いのは最悪。チェスをしていれば、全国大会での思い出や、個人的な試合の思い出や、アドレナリン全開の瞬間を思い出せる

つまり、スポーツ選手や、登山家が、極度に集中して、(続きはノマド研究にて)


【子育てシリーズ12】最近の若者論
伸びることや向上することは可能だし、いままでよりずっと高いレベルに到達することもできるが、それにはかなりの努力と、かなりの粘りと、かなりの性格の強み」が必要。
というのが、この本の大きなメッセージでした。

著書の「英語もできないノースキルの文系学生はどうしたらいいのか?」では、けっこうこのあたりを指摘していて、日本の現在の大学生にリンクしているとおもいます。

さきほどの文章は2つに別れます。
「伸びることや向上することは可能だし、いままでよりずっと高いレベルに到達することもできる」という自信というか、希望ですかね。これを失ってしまうと、努力をしようという感じになりません。

日本で広がっている未来への失望感。何をやってもダメだみたいな感じが蔓延しているのはよくありません。大学生だけではなく、社会人もそうですね。レールを踏み外したらもうだめだとか、このまま社畜としていきていくほかないとか。

両方共最初にあるのが諦めです。日本のシステムは、ほんとうに、この「諦念」を植え付けることに関しては天才的だと思います。そうして、諦念であきらめた子羊たちを定年まで飼い殺すわけですが。

そこで、紹介しているのが、このノマド研や、モリゾーさんがいっているような、別の可能性ですね。他に目を向ければ、まだ伸びたり、成功したり、チャンスがあるぞという。それを知って、自信をもってもらうことが、これが大事だとおもっています。

もう一つは、「それにはかなりの努力と、かなりの粘りと、かなりの性格の強み」というところですね。

これは、ゆとり教育で失われたと指摘する人もいて、もしそれが本当ならば、この本の指摘と重ね合わせて、ひどい損失だったと思います。


とくにゆとり教育は、失敗させないことに力点をおいていたようにおもいます。子供が強い正確になるには、適度な失敗をさせ、それを自分で乗り越える原体験をつみかさねることが大事だということです。

現在の過保護で、過度の守られて、失敗をさせない教育からは、(続きはノマド研究にて)


【子育てシリーズ 最終回】超まとめ
ということで、子育てに関するまとめです。

・性格の非認知スキルは、IQなどの認知スキルよりも長期的な成功において重要
・非認知スキルは、遺伝ではなく、育つ環境、教育によって決まる

そのための教育というのは、

幼児期:
・深刻なトラウマや、慢性的なストレスから子供を守ること
→ストレスが掛かったときには、子ラットの毛づくろいとおなじような、アタッチメントが必要
・すくなくとも1人の親(理想は二人の親)と、安定した、愛情深い関係を築くこと
・これらが自信や社会性や自制心や好奇心といった好ましい性格を育む

小中高校では、
・規律、規則、限度、など自制心を学ぶこと。ノーという大人が必要である
・子供の能力にみあった、逆境・失敗を体験させ、それを自分で乗り越える体験により、性格の強みは育まれる
・一度性格の強みを学べば、その後一人立ちしていけるし、人生の長期的な成功に役立つ(続きはノマド研究にて)

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