現在二重国籍状態の実績も実力もある一流の人材に、二重国籍を解消して米国か日本かと迫ったら、みんな米国籍を選ぶ可能性のほうが高い

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今年のノーベル賞を受賞した6人のアメリカ人は全員移民だそうです(WSJ)

「2000年以降に化学、生理・医学、物理の各分野でノーベル賞を受賞した米国人は78人で、そのうちの40%にあたる31人は移民」

なるほどなぁという感じです。このなかに二重国籍のひとがどのくらいいるのかはわかりませんが、とにかく米国人であることは間違いありません。

受賞者の出身国に「日本」があるのが注目です。そうですね、南部さんや、中村さんは、日本からの移民というカウントで、事実そうです。

シリコンバレーも、移民による起業が多いですからね。ロシア人、インド人あがりが強いようで。

さて、日本ではいま二重国籍についてずいぶん話がこんがらかっているようです。蓮舫氏の問題は、二重国籍を「隠して」選挙にでたという、公選法違反というのが話の本筋でありまして、それがいつのまにか二重国籍自体が悪いという方向に行ってしまっている節があるのは困ったことです。

私は二重国籍自体は悪いとはおもってませんので、蓮舫氏が議員を辞職して、二重国籍を明らかにしてもう一度選挙に出ればいいんじゃないかと思います。

それで当選したら、それはそれで有権者の判断。それで国が乗っ取られるなら、有権者が他国に乗っ取られるのを希望したということで、民意というか、クーデーターを支持するという民衆の意図のあらわれと捉えます。(私は社会主義者には票は入れませんのでどっちにしろ入れませんし、台湾席は放棄したようですので)

さて、日本も二重国籍は、正式に認めるべきと思います。

国籍法の重箱の隅については移民弁護士ではないので知りませんが、要するに外国籍と日本籍のどちらかを選ぶように勧告されたら、実際のところ誰がどちらを選ぶかははっきりしています。

ノーベル賞を受賞するような才能は米国を選んでいたようですから、才能があり実績や実力が十分な人は、どちらか選べと言ったら米国籍を選ぶでしょう。

(もちろん、外国籍というのがすべて米国ではないわけですが、一例として)

一方で、たとえば途上国や紛争当事国との二重国籍の場合は、まちがいなく日本籍をえらびます。

つまり、日本にとって留めおきたい頭脳は外国に流出し、日本に入ってくるとお荷物かもしれないひとが日本国籍を選ぶという選択になる可能性が強いです。

とくに前者は深刻で、21世紀は、どれだけ人材を集めたかが勝負になってきますから、これは国家も、企業も一緒で、人材にきてもらえる制度を整えるというのが大事です。そのためには2重国籍OKというのも良い人材にとってはインセンティブになりますから、そういう国の国籍を取りたいと思うわけですね。

ノーベル賞を受賞した日系米国人も、日本が公式に二重国籍を歓迎していれば、日本国籍を放棄してなかったかもしれません(いまでも持っているかもしれず、わかりませんが)

要するに、公式に、日本もノーベル賞受賞としてカウントできたわけですが、それもできなくなったということです。

蓮舫代表の問題と、二重国籍の是非については、切り離して考えるべきとおもいます。

健全な議論が発展することを望みます。