「ヤミ民泊」認可によって安全性を確保するという家父長的な思想から、評判と市場原理で安全性を確保するという思考への転換

「ヤミ民泊扱わないで」 国交・厚労両省、海外サイトに要請文

を出すそうです。

ヤミ民泊という言葉も凄いが、そんなもの、ヤミかどうかなんて、ユーザーにとってはどうでもいいはずで、ユーザー目線が決定的に欠けている。

そもそも、政府の認可が、安全性や優良性を保証するものではない。認可をとった民泊であっても起こる事故は起こるだろう。

AIr bnbなどのマッチングサイトは、こうした安全性や優良性を、政府の認可ではなく、ユーザー間の口コミなどの、レピュテーションシステム(評判)によって、市場原理をつかって排除していくところに本当の価値がある。

市場システムだから、迅速に問題がある宿泊所は、淘汰されていくことになる。Air bnbも、Uberも、単なるマッチングシステムが凄いのではなく、そういった評判市場による保証システムを組み込んだところに意味がある。

ヤミ泊という言葉は、それをまったく理解してないことの裏返しだろう。

たとえば、多くの途上国では、政府の認可のあるタクシーは非常に危険だ。メーターはめちゃくちゃな場合があり、道をしらないのは当たり前、わざと遠回りはデフォルトである。

途上国でUberを使うと、実に信頼できる。地図は目的地まで明確だし、勘定のごまかしもない。悪質なドライバーは、すぐに市場原理で排除される。

認可によって安全性を確保するという家父長的な思想から、評判と市場原理で安全性を確保するという思考への転換が必要だ。

形だけシェアリングエコノミーやC2C経済といっても、家父長的な思想でやっていては、単なるマッチングサイトに終わる。

 

【ノマド研究所5期会員募集のお知らせ】人生は短いです。あーやりたい事があるのに、何か思い切って一歩を踏み出せない自分にいらいらする、もっと自由に生き見たいのに。ノマド研は、ノマド的な生き方を志向するひと、ノマド的な生き方を実践するひとのネットワークです。400名以上の価値観のちかいメンバーと一緒に語らいましょう。⇒ご案内