BLOGOSのコメントの質の低さはグンをぬいている。これはネットのコミュニケーションが「古い脳」で処理できるよう最適化される傾向があるからだ。

記事のコメントはひどいコメントが多いが、特にひどいのがBLOGOSだ。

J-Castも連載していて、こちらのコメントも質が低いがBLOGOSのコメントの質の低さはグンをぬいている。

どう低いかというと、J-castのコメントは、いちおう本文の半分くらいは読んでいる感じでコメントをする人がいるのと、個人攻撃はフィルタしているのか、「この著者の知能レベルが知れる」とか、そういうタイプのコメントは掲載されていない。

BLOGOSは、まず、「著者の知能レベルが知れる」といったタイプのコメントが多く、その次に、文章の一部のなにかに反応して、コメントしているとみうけられるものがあり、全体の文章というより、2,3の単語を見ているだけなのだろう。

とはいえ、BLOGOSのコメンテーターのほうが実はプロである。一日に常人ではないくらいの大量の記事に目をとおし、沢山のコメントを書くからこそ、毎回ちゃんと記事を読んでいたらとてもコメントが追いつかないのだろうから、省力化しているのだ。

つまり、記事をちょっと読んで、とっさに直感的に頭に浮かんだものを書く。

論理などで検証しないで、ぱっと、心に浮かんだものを書き込むのである。

筆者のプロフィールだったり、言い回しだったり、特定の単語だったり、そういうのから自動的に想起されるものであって、つまり心理学的に言うと、プライミング効果が働いているのだろう。

コメントテーターは、なにか考えて書いているのではなく、半ば自動書記のように、記事をみては3秒くらいで素早くコメントし、その内容はぱっと頭に一番最初に浮かんだものを書く。

これは、ネットのコミュニケーションが高速化している現象と重なる。いちいち考えて居ては処理が追いつかない。LINEは数秒以内の返答が求められるし、Facebookも0.01秒くらいでの良いねが求められる。

つまり、左脳的に熟慮していたら追いつかないし、そもそも大量に入ってくる情報をすべて熟慮していたら疲れてしまう。

なので、コメントが、どんどんと右脳的な処理になっていって、自動車の運転や、テニスの動作のように、何も考えずに処理できるように脳内でパターン化されて、自動化されていっているのだろおもう。

古い脳で処理している、というか、脳幹とか、小脳とか、運動や生理に近いような反射的な処理のされかたをしているんじゃないかと思う。

各所の呼び方で言うと、「ゾンビシステム」「無意識システム」「システム1」「早い思考」と言い換えてもよいかとおもう。

それが、語彙が少なくなり、単語だけに反応したりして全体を読まないなど、そういう傾向にあらわれているのは納得できる。

つまり、ネットのコミュニケーションは、古い脳で高速処理できるよう、どうどん最適化されてきている、ということなのだ。

なお一番質がいいのはNews Picksであるのは間違いない。News picksのコメントは、どれも熟慮され、左脳的である。

News Pics >>>>>Twitter>>>J-cast>>>>超えられない壁>>>>>>BLOGOS

といった感じだろうか。

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