ノマド研究所活動レポート(2016/02/15) 1月1日に大型休暇を取るのは日本だけ/意識があるひとの脳の活動/情報の理論/分離脳

さてベトナムでは旧正月を迎えました。日本人にはあまり知られてませんが、1月1日を元旦とするのは大した伝統ではありません。これは重要なことなので今週は、はじめにその点について触れていきます。(続きはノマド研にて

 

【新年】1月1日に大型休暇を取るのは日本だけ
今年の正月は2/8日で、ベトナムではだいたいここから1週間くらいが休みの期間です。

お寺には人がいっぱい。正月には菊の花が飾られるのが習わしです。正月についてはベトナムに住み始めてから、いろいろ考えることがあります。旧暦の1月1日を正月として祝う国は、ベトナム、中国、韓国、モンゴル、シンガポール、台湾、と幅広いです。いわゆる中華圏の影響があるところです。

1月1日を元旦として祝う風習がある国はあまり多くなく、そのほとんどが中華圏です。明治政府の時、元旦を祝う国の中で日本だけが、正月を新暦に移してしまいました。他の国は、正月は旧暦の1月1日を正月とするのが習わしです。日本人はこれを知りません。


アジアの人にとって2月にやる正月は、本当に重要なイベントなのです。
日本人はそれがわからないので、よくこの期間に平気でやってきてミーティングを入れようとしたり、来たけどお店がやってないとか、そういう感じになってしまうようです。

アジアのみなさんとお付き合いしたり、これからアジアで働きたいひとは、旧暦の正月のことをかならず覚えておいてケアするようにしましょう。わたしもベトナムにくるまで、まったくケアしてませんでしたが、これは理解しておくべきと思いました。

同様で、アメリカやヨーロッパにいって、(続きはノマド研にて


【脳と意識 その11】意識があるひとの脳の活動。
どういう条件の情報ネットワークは意識を持つのでしょうか。
統合情報理論からすると、「部分の情報量よりも全体の情報量が多くなった場合、意識が必然に生じる」と結論づけています。

難しいので、少し噛み砕いて説明します。

完全に睡眠して意識がない場合と、起きていて完全に意識があるというような場合では、脳の活動でなにがちがうのでしょうか。さらに、夢を見ているのような、脳の中では意識があるという映画マトリックス状態は、どうちがうのでしょうか?

脳に電極をつけて、いろんな場所の脳波を計測してみると、わかってきます。
結論から言うと意識がある状態というのは、以下のような感じ。

ある部分を刺激すると、脳の他の部分にも伝達がおこって、どんどん脳波が伝達されている。しかしながら、それぞれの脳の部分では、違った反応・脳波が引き起こされる。そして、その脳波がまた伝達してて、複雑なフィードバック・ループを描いて、全体が複雑な反応を示す。

一方で意識がないというのは(続きはノマド研にて


【脳と意識 その12】情報の理論
もうすこし、情報理論という観点から、意識が発生する条件について説明します。

意識を持つシステムの条件は、

・システムの状態に多様なレパートリー(情報)があり、かつ
・その情報が一つに統合されている

ということのようです。人間の脳はまさにこの条件を満たしています。人間の脳の処理は膨大で、各部署が、さまざまな情報を受け取っては、さまざまな処理をしています。映像や音を受け取る部分、文字情報を受け取る部分、その他、運動情報や、感触や、記憶など、さまざまな部分が、複雑な情報インプットをもっていて、沢山の情報が入ってきます。

そして、重要なのは、その情報をもっている脳の各領域がつながっていて、それぞれの情報を交換しあうことができる。その結果、その情報が一つの統合された情報として相互作用することができます。その結果、意識が発現します。

情報科学的に言うと、
意識のレベル(Φ)= 全体が生み出す情報量 - 部分が生み出す情報量の総和
ということのようです。
もし、この数値がゼロでなく、プラスの値をとるならば、そのシステムには、意識が存在するといえるとのこと。この式は、わかりづらいのですが、要するに、個々の情報システムから上がってくる情報を統合して、新しい情報がうまれるか否かということをいっているようです。

例えば、(続きはノマド研にて


【脳と意識 その13】分離脳
さて、左右の脳をつなぐ脳梁を切断するという患者の話をしました。この患者は、左右の脳をつなぐ脳梁が完全に切断分断されており、右と左の脳が情報を交換することが一切出来ません。

こういう患者の意識はどうなるのか。

左右の脳がつながっておらず、一切の情報交換ができないわけですから、左右の脳が情報交換して初めて生まれる情報があるとしたら、それは失われてしまっています。つまり言い換えると、左右の脳が統合されて初めて生じるようなたぐいの意識は消失してしまっているといえそうです。

代わりに、この分断された2つの脳は、それぞれに意識をもっていて、それぞれが他の半球の知り得ない情報を独自に持っているという状態になります。

こうなった時、自我はどうなるのでしょうか。それぞれの脳が自我を受け継ぐのか、それとも、言語を司る、つまり言語として表現を行うことができる左脳だけが、過去の自我を受けつぐのでしょうか。

また、分離脳とは逆に、(続きはノマド研にて


【意識のレベル】1+1は2ではない
今回の内容は複雑でしたが、要するに、1+1の結果が2よりも多くなると意識が発生するという感じです。それが多ければ多いほど意識レベルが高い。夜中に考えごとをして目が冴えて寝られないという状態も、もしかしたらなにか関係あるかもしれません。(続きはノマド研にて

【ノマド研究所5期会員募集のお知らせ】人生は短いです。あーやりたい事があるのに、何か思い切って一歩を踏み出せない自分にいらいらする、もっと自由に生き見たいのに。ノマド研は、ノマド的な生き方を志向するひと、ノマド的な生き方を実践するひとのネットワークです。400名以上の価値観のちかいメンバーと一緒に語らいましょう。⇒ご案内