ノマド研究所活動レポート(2016/02/01) ホーマー・シンプソンにだけ反応するニューロン/宇宙人が父親に化けている?/意識の正体/イヌに意識はあるか?

さて、今週から脳と意識の勉強を再開します。「意識とは何か?」を考えていくと非常に興味深いものがあります。(続きはノマド研にて)

【脳と意識 その7】ホーマー・シンプソンにだけ反応するニューロン
脳には本当にいろいろな機能の部位(ニューロン)があって、それぞれ特化している。
あるニューロンは、四角いモノだけに反応し、あるニューロンは平行線にだけ反応するといった具合。非常にいろいろなタイプの特化したニューロンがあって、様々なものに対応している。

中には、シンプソンの主人公、ホーマー・シンプソンの画像にだけ対応して活性化するニューロンもあるらしい。その他、マリリン・モンローや、アメリカ大統領にだけ反応するニューロンとか。マリリン・モンローのニューロンは、マリリンのときだけ活性化し、別の金髪の女性の写真を見せても、活性化しない。特異的に特定の人物に対して活性化するようだ。

このように特定の人物や、概念に対応するニューロンというのがウン万という単位で脳には詰まっているらしい。みなさんの脳の中にも綾瀬はるかにだけ反応するニューロンや、エグザイル的なダンスの動きだけに反応するニューロンがあるかもしれない。

こういうニューロンの活性は、(続きはノマド研にて)

【脳と意識 その8】宇宙人が父親に化けている?
さて脳の機能は、それぞれ特化していて、綾瀬はるかにだけに選択的に反応するニューロンも存在するという話だった。

脳に障害をおった人のなかには、特定の機能が欠損してしまうことがある。それによって、様々な症状がおこるのだが、面白い例がのっていたので紹介しよう。

ある病気は、宇宙人が父親に化けていると言い張るという極めて特異な症状が起こる。
まったくもって意味不明な症状なのだが、この脳障害のひとは、かならず他人が親族に化けてしまっているというのだそうだ。

何でこんなことがおこるのかというのが解明されているのだが、その理由が非常に興味深い。人間には親族と接した時に親しみの感情を想起させるという特異的な働きをする脳の部分があるらしい。そこの機能が選択的に欠損した場合にこの病気は起こる。

親族と接しているのに、親族と接したときの親しみや親近感「このひとは親だ」みたいな感触みたいなのが、感じられなくなってしまうらしい。その結果、この障害の患者は父親を見ても

「たしかに顔から話し方からすべてがすべて父親そっくりなのですが、どうしても父親にはおもえない。他人が中にはいって父親のふりをしているのではないか?宇宙人が父親にばけているのではないか?」と考えてしまうらしい。

つまり、父親を認識する機能はあっても、(続きはノマド研にて)

【脳と意識 その9】意識の正体
意識はどこから生まれるのでしょうか?今までの脳科学の方針は、意識を司っている特定の場所があるという前提がおこなわれてきました。
たとえば脳の中に、意識が宿っている部分があって、そこに意識メカニズムが詰まっているという感じ。

みなさんもそういう感じで意識の在り処を捉えていると思います。しかし脳科学者がどれだけ頑張っても、ここから意識が生じているという脳の特定の場所を突き止めることは出来なかったようです。

意識は、ネットワークから生じるというのが結論で、脳全体から生じるらしい。つまり、脳の中でのそれぞれの部分を司る機能が、お互いに情報を交換しあうネットワークが意識を生み出しているらしい。その情報交換が適切におこなわれると、意識といわれる体験がうまれてくるのだといいます。

睡眠すると、意識がなくなってしまいます。(夢をみてないとき)。睡眠するだけで、あっという間に意識が消えてなくなってしまうわけです。つまり睡眠のときは、脳のネットワーク作用が、意識を生み出すレベルにまで、情報交換されていないということらしい。

意識とは情報であり、ネットワークである。これが、意識の情報統合理論というものです。

なかなかおもしろい話です。(続きはノマド研にて)

【脳と意識 その10】イヌに意識はあるか?
イヌは、賢いし、感情表現もします。イヌに意識があるかといわれると、多分あると応える人が多いのではないでしょうか。イヌの行動が、あらかじめ組み込まれた条件反射だけの組み合わせでできているとは思えず、なんらかの意識主体がありそうです。

本では、イヌには感情もふくめた主観的な意識があると結論づけています。では、イヌにいえることは、猿や、イルカやにもいえるでしょうか。イカやタコ、ミツバチや、アリには?

情報統合理論を突き詰めていくと、どうやら、イカとか、アリにも意識は存在するのが確実らしい。もちろん、人間のように高度なものではなく、記憶の領域はすくないだろうし、感情的な幅も少ないかもしれないが、何らかの意識が存在するらしいい。

意識レベルというのは、高い、低いがある。

たとえば、人間でも、かなり意識がもうろうとするという状態があります。単純な受け答えしか出来ないものの、いちおう意識があるみたいな。意識のレベルの豊かさという表現もできるかもしれない。

私達人間が感じている意識体験ではないものの、イカとかタコにも意識的な体験は存在するということらしい。

これを突き詰めていくと、「原子は意識を持つのか?」という問いにぶつかります。

本書ではこれを、(続きはノマド研にて)

【まとめ】意識は情報交換のネットワーク
今週のポイントは「意識は脳の全体からくるもの」とういこと。脳の中に意識を司る特定の部位があるわけではなく、脳全体で情報が交換されている時に生じる。睡眠時に意識がなかったり「意識が朦朧とする」とうい表現にも納得です。

意識が生じる条件を考えてみると、面白いかもしれません。(続きはノマド研にて)

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