ノマド研究所活動レポート(2015/11/23) 都市とイノベーション/壮絶に衰退する製造業都市/都市型製造業の限界

先週はバタバタしており、お休みしてしまいました。今週からは「都市とイノベーション」をテーマに活動をすすめてまいります。(続きはノマド研にて)

【都市とイノベーション】

今週から、都市とイノベーションと雇用の話について勉強していこうとおもいます。堅苦しく感じるかもですが、ようするに、「あなたの年収は、能力というより、どこに住むかによって決まっている」というレポートなのです。

さいきんシリコンバレーのお客さんが多いのですが、シリコンバレーの平均的なIT企業だと、ジュニアのエンジニアの給料は15万ドル(1800万円)だといいいます。

ざっくりいって日本と2倍の差があります。衝撃的なのは、これが(続きはノマド研にて)

【イノベーション都市 その1】
序文によると、いま世界経済の地図はめまぐるしく変わってきているといいます。新しい都市が地図上に出現して繁栄する一方で、古い経済中心地が衰退している。

深センは、わずか30年前は小さな漁村でしたが、現在1000万人以上の人口を擁する大都市になった。衰退する米の製造業と表裏一体の関係。

ここで、有名な製造業の雇用の喪失の話があります。
アップルは、本社にいるひとが、エンジニアリングし、デザインし、ソフトウェアを作り、プロダクトをマネージして、マーケティングを行う。

これらの高付加価値な部分では、人件費を押さえることは大して重要ではない。iphoneの電子部品は台湾とシンガポールで作られる、そして最終組立は深センの巨大工場でおこなわれ、人件費のやすさが重要になる。

製造業の空洞化というやつです。しかし、著者はそれで問題ないという。イノベーション産業は、そうした産業で働いてないひとも含めて、すべての働き手に多大な恩恵をもたらししている。

というのも(続きはノマド研にて)

【イノベーション都市 その2】壮絶に衰退する製造業都市
“かつてアメリカの産業の中心は製造業-自動車でした。デトロイトは全米3位の工業都市、1965-75の10年間で、アメリカ工場労働者の生産性は2倍になり、賃金の目覚ましい上昇をもたらす。製造工程が効率化され、物の値段が下がり、庶民にとって高値の花だった自動車や家電が手に入るようになった・・・

しかし1950年台にピークに達し、現在は100年前の水準まで落ち込んでいる。というのがアメリカの話。日本はややおくれてやってきて、70-80年代にぐっと成長し、90年にピークを迎えました。

そして、中国の強みについて

“中国はコストが安いというイメージがあるが、本当の強みはスピードだ。人間は、どんな機会より適用力がある。人間なら、次の週には全く違う仕事をすることができる。先進国の向上と違って中国の場合、一夜にして、生産計画やデザインを変更できるのだという”

要するに、組み立てでは全て中国に負けたということで、(続きはノマド研にて)

【イノベーション都市 その3】都市型製造業の限界
製造業の衰退のかわりに注目されるのが、高付加価値な手仕事による、職人系の地元産品。

アメリカでも、手作り工房みたいなのがあって、地元の品をつかい、地元で染めて、はやりに左右されない服を作っているみたいなところがあるようです。(カリフォルニア)その横には、チョコレート工場。手作りチョコレートは1つ9ドル。

そこから東にいくと、手作りiPadケースの会社が。ニューヨークでは、手作りピクルス。こうしたトレンドはアメリカの多くの都市で広がりつつあります。

日本でもこういうのは、地方再生とかで注目されつつありますが、これらは、失われた製造業のパワーをカバーするにはまったく力不足とのこと。

むしろ、これらのビジネスは、(続きはノマド研にて)

【議論が盛り上がりました】
「年収は住むところで決まる」という考えにみな興味津々で、今回のテーマはかなり盛り上がっています。「アウトソーシングできる仕事は移動するが、イノベーション産業は人が同じ場所に集まっていることが大切」など、さまざまな質問・意見が飛び交っています。(続きはノマド研にて)

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