「(母国に)帰るつもりで、(日本に)くるなら、はじめから来るな!」という考えが理解できない

「(母国に)帰るつもりで、(日本に)くるなら、はじめから来るな!」

という言葉を浴びせる人がいるようです。

どうしてこういう感情になってしまうのでしょうか。裏切られたと感じるのか。それとも、自分たちのテリトリーに遊び気分で入ってくるのが気に入らないということなのか。

私には理解できません。

同様に、日本人が外に行く場合も、移住先のひとからよりも、日本人からの嫉妬の声のほうがよくききます。

「骨を埋めるつもりで行かないのなら、いかないほうがいい」

みたいな。飛行機がない時代に外国に行くのはそれこそ大変できたが、現在なら、地球の裏側からでも24時間で帰ってこれます。

これを応用するといろんなことが言えそうです。

「(地方に)帰るつもりで上京するなら、上京するな」

「定年まで勤める気がないなら、入社しないでよい」

「すべてを捧げて頑張るつもりでないなら、起業なんてするな」

「一生添い遂げるという覚悟がないなら、結婚するな」

「子供を育てていく自信がないなら、産むな」

世の中この手の言葉っていろいろありますよね。100%でないなら、一歩も前にすすむなみたいな。

私はあまり賛同できません。いい加減だというひともいるかもしれないけど、私が物事をやる同期は、軽いです。面白そうだからとか、やってみたかったからとか、です。

いまベトナムに住んでますが、動機も、一度海外に住んでみたかったからです。 そんなもんです。

非難していただくのは非難していただいてもいいのですが、結果として、どうかといと、私の場合、自分がやりたかったことはほぼ実現できています。ただ、覚悟を決めた人のように、飛び抜けて超絶に成功しているかというと、そうではないです。実現したいことのレベルが低いからなのかもしれませんね。

○○するつもりで○○するなら、やるなというひとは、多分目標レベルがたかいのでしょう。

日本に来るなというひとは、日本に来た外国人たるもの、ドナルド・キーン氏のように、美しい日本文化を理解し、文化理解の金字塔にならなければいけない、というような理想があるのかもしれません。

意識が高いなあとおもいます。

それとも1か0志向なのかもしれない。完璧でないものなら、いくらあってもしかたないと考えるひとも一定数いるということがわかりました。

正社員になれないなら、他の仕事があっても、そういう腰掛けのものは一切やりたくないし、収入ゼロでも構わない

みたいな。100が手に入らないなら0のほうがましみたいな。

そして、ずっとゼロのままだったりするんですよね。

 

 

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