ニート増がこの国の世代間格差を是正する

よくよく考えてみたら、いまの日本においては、ニートというのは経済合理的に考えてもっともすばらしい行為なのではないかと思うようになったので、考えをまとめておきます。

ご存じのとおり日本の金融資産のほとんどは、逃げ切りに入った50代と、高齢者が持っています。
現状では日本に存在する金融資産1500兆円のうち60歳以上が6割持ってます。50代が22.4%保有しているので、50代以上が持つ金融資産は82.4%になります。一方で、哀れな20代はわずか0.3%です(高齢社会白書)
さらに、ひどいことに、金融資産の0.3%しか持っていない世代が、金持ちの親の世代を支えなくてはならないのが今の構造です。


もちろんお年寄りのなかには、資産を築けず、生活に四苦八苦するお年寄りがいるのも事実で、そのようなイメージがマスコミによって宣伝されていますが、こういった統計を冷静に吟味すれば、貧困の老人と同じくらいというより、もっと多くの数の若者が貧困におちっているのが現実だと推測できます。

老人でお金がないといっているひとも、実は資産は結構あるのです。これはトリックです。


ほとんどの場合土地や持ち家に化けています。
都内にそれなりの一軒家をもっていたら、それだけで資産は6000-7000万円。預貯金とあわせて、実は1億円くらいの資産があるという家はざらです。
そんなわけないだろう、と思う人もいますが、親の資産を土地や持ち家を含めて考えてみてください、かなり多くの人が1億円とはいわず、5000万くらいは軽く突破すると思います。それに加えて年金資産があり、税金は払わなくて良いのです。
一方金融資産5000万という若者はほとんどいません。

なので、家を全部うっぱらって、年金とあわせて暮らせば豪華に生活できます。さらにタイやマレーシアにでも移住すれば、それこそ夢のリタイア生活だって可能なのです。
しかしながら、親の世代は、土地や持ち家はかたくなに守ろうとします。どれだけフローの収入がへろうが、餓死してまで家は売らない、みたいな勢いです。その理由は「先祖代代の家を子供に残したい」からというののが多いと思います。私の親もそうです。


しかしながら、その残そうという対象の子供がもはや貧困であえいでいる。65歳くらいの高齢者の子供はだいたい35歳くらいになっているとおもいますが、35の子供の資産は住宅ローンなどをいれると、実質債務超過だったりします。


もはや、債務超過の子供をほおっておいて、お金持ちの老人たちは「将来その子供たちに残すための資産」をずっと守りつづけているのです。さらにアンビバレントなことに、それらお金持ちの老人の年金をねん出するために、債務超過の世代ががんばって働いているということです。


本末転倒もここまでいくと意味不明とおもいませんか。
マスコミと民主党の生活第一老人福祉のキャンペーンにだまされず、よくよく考えるとそういう構図なんです。

お金持ち=資産ではかるのが世界の普通の考え方です。
フローだけでみている日本はちょっとおかしい。

なので、ニートこそが、合理的な生き方です。
親の資産を当てにして当然なのです。
お金持ちがお金のないひとの生活を援助する。これが日本の目指す平等社会ではないのですか
だとしたら、お金のある親は、子供の生活をすべて面倒をみるべきです。
子供が豊かに生活できるようにすべきです。

子供は、もっと親から堂々とお金をもらわなくてはいけません。
親からお金をもらうことは、恥ずかしくもなんともないのです。
自分たちが払っている年金や社会保障費を、不要に金がある人々から取り戻しましょう。


もっと親のお金に頼ろう!もっと親からお金をもらおう!
ニート万歳。
わたしはそう思うようになったのです。

日本の問題は本当に世代間の格差だとおもいます。
本当に平等や福祉といっているひとであれば、ニートこそ「すばらしい」と拍手すべきです。かれらは金融資産の適正配分・世代間平等を体現するキャンペーンの旗手なのです。お金がない人は、もっと堂々とお金があるひとからもらえばいいのです。
再配分とは富める人が富めないひとに配分するのが再配分なのであって、若い世代が高齢者に配分するのが再配分ではないのです。


若者は、もっと積極的に親の資産をあてにしましょう。収入がすくなければ、親から貰えばよいのです。ニートが増えることは、この国の世代間格差を著しく是正することでしょう。

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