世代間格差-相続税100%じゃなくて、むしろ若者がスネをかじるのをOKにしようよ

前から思っている持論を述べます。一般論と真逆の話です。

高齢者と現役世代の世代間格差がようやく注目されはじめました。

たとえば、社会保障でいえば、1940年生まれ世代と2010年生まれ世代との間で受益・負担の差額に約6000万円の格差が生じるといわれています。

金融資産も偏っています。

“日本に存在する金融資産1500兆円のうち60歳以上が6割持ってます。

50代が22.4%保有しているので、50代以上が持つ金融資産は82.4%になります。

一方で、哀れな20代はわずか0.3%です(高齢社会白書)”

0.3%って・・・絶望しますね。

しかし、徴税のしかたはまるで逆です。フローの所得がほとんどない高齢者は所得税も住民税もほとんどゼロ。引退した世代は税金を一銭も払いません(除く消費税)。医療費だって1割負担のみ。保険料は所得がないので格安です。

しかし、実際には金がある・資産を持っているのは、それらの世代なわけです。フロー所得がないだけで、しこたま金はためているのです。

一方で、日本の金融資産の0.3%しかもってない20代は、給与を稼ぎ、フローの所得があるので、がっつり所得税と住民税と社会保険料を取られます。

資産のない人々(若者)からお金をあつめて、資産はあるがフロー所得がない高齢者に配分しているのが、現在の日本です。

むちゃくちゃですね。

こういう議論をすると、かならずでてくるのが、相続税を100%ににしろ、という議論です

というのも、相続税を100%にして、高齢者から取り返せ!というのは心情的にはわかるのですが、実際はだれが取り返すのかってことです。若者が取り返すんじゃなくて、国税になるのだから、その再配分先は、またもや高齢者と既得権者ってことになってしまいます。結局だれが取り返すんだってことになっちゃいます。これでは世代間格差は縮まりませんし、ますます歪む気がします。若者に配分されるどころか、相続できるはずだった財産をまるごと国に取られて、更に貧困に陥ってしまうのではないでしょうか。

なので、わたしは、その反対を提案します。相続税も贈与税も0%にしたほうがいい。

つまり、若者は、もっと高齢者のすねを堂々とかじるべきだということです。

親からお小遣いをもらって、年金の半分くらいは仕送りでもらって、いいのです。持ち家もさっさと子供に譲渡すべきなのです。

え、なにをいってるかわからないって?

高齢者に偏った資産を是正するのには、高齢者の資産を若者がタダで使うことができればよいのです。それを妨げているのは相続税・贈与税です。

親の財布を堂々と使う。

これが、世代間格差をなくす最良の方法です。

いますぐ、親の貯金の半分を貰いなさい。

いますぐ、年金の半分をお小遣いとしてもらいましょう。

いますぐ、親の家に住まわせてもらいましょう。

若者はもっと開き直っていいのです。せっかく蓄財した親の世代の金なのですから、堂々と子供が使いましょう。

お金があるところからとって、お金がない人がつかう。これが再配分だとしたら、子供が親の金を使い込むしか、再配分の実現方法はない。

というか、もはや、親の金をあてにしなかったら、若者は生きていけないとおもいます。結婚にしろ家を買うにしろ、親の援助を当てにしなかったら無理ですよ。

若者が生きる道は、現在蓄積された富にあやかる方法です。過去の富で食べていく。その富のほとんどを親の世代がもっています。だから、それをもらいましょう。相続税100%なんて愚の骨頂です。その富を国にあげちゃうってことですから。

以上の理由で、わたしは相続税・贈与税0%が世代間格差を解消するとおもっています。

そして、ニートというのは、世代間格差を解消する急先鋒です。彼らによって、すばらしい所得移転が起きているのです。親の金をニートが使う。ほら、格差が解消されてるでしょう??

<追記>実際には世代間格差が6000万、多く見積もって1億円あるとしたら、現在の非課税枠に1億を足したくらいまで非課税にするというのは問題ないとおもう。ざっくりいって、2億円くらいは完全非課税にするというのが現実的なところだと思う。

 

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