ノマドワークスタイルを最大限に活かす「逆オフショア」のすすめ

オフショア、という言葉がある。オフショア開発や、オフショアアウトソーシングといった言葉だ。これは、海外の人件費が安いところに、業務を委託して(もしくはまるごと移して)、コストを下げようというものである。
例えば、システムの開発拠点をインドのバンガロールにもっていったり、コールセンターや経理総務などの事務センターを中国の大連あたりにもっていくといったものだ。

オフショアにより、日本人の雇用は減ってしまい、新興国の雇用が増えていく。日本人がいままでやっていた仕事と同じことが、賃金のはるかに安い新興国の人々によって代替される。賃金のデフレ圧力がかかる。多くの日本人にとっては、恐怖そのものだ。

しかし、この構図を逆転させてみたらどうだろう?逆オフショアという働き方の提案である。


逆オフショアの場合は、逆だから、自分のほうが途上国に移動してしまい、収入は日本から得るという発想だ。

たとえば、バンコク、クアラルンプール、セブ、ホーチミンといったところに移動すれば、生活コストはおよそ1/2~1/3になる。この状態で、日本から同じだけの収入を得ることができれば、実質的な豊かさは2倍~3倍になる。まさに逆オフショア効果!

理論的には単純だが、逆オフショアにおける事実上の最大の問題は、どうやって日本と同じ収入を得るかというところだ。現地に移動しただけでは、収入がなくなってしまうし、かといって現地の企業に勤めたら、賃金も1/2~1/3になってしまう。
不労所得があるとか、十分な年金がもらえる層を除き、今までは現実的なオプションではなかった。しかし、それも数年前までだとおもう。

いまは、ネットインフラの整備とクラウド技術により、これが可能になったのではないか?
つまり、オフショアにいながらにして日本の仕事がそのままできるのではないかということだ。

ノマドワークに代表されるようなクラウド&リモートでの仕事の方法が確立されてきた。なにもカフェで仕事をするのではなく、それを海外まで持って行っちゃってまずい理由はどこにもない。
緊急事態が起きたらどうする?地球の裏側からでも24時間以内に日本に帰ってくることができる時代だ。

これが逆オフショア。

エッセンスをまとめよう:

・住環境は、コストが安いところの中
・仕事はそのまま日本のものを継続する。(もちろんグローバルに仕事ができたらさらにすごい!)

というのが基本
そして、次のようなメリットがある。

・好きな土地、気候の良い場所、美しい場所に住める
・オフィスの場所から開放されて、ゆったりとした気分で、余裕をもって仕事もできる。
・生活コストが劇的に下がるので、とても豊かになれる(プール付き邸宅も夢じゃないよ)
・そして、お金も劇的に貯まるようになる
・たまに日本にも帰国すればよい
・さらに、成長するアジアの事業機会にも触れるチャンスが!

よいことずくめというか、これしかないんでは!

もちろんこれをするには、自分の仕事にそれなりのスキルや付加価値がないと難しいのは確かだ。誰もが今すぐ明日からできるというスタイルではない。
しかし、このようなワークスタイルにチャレンジしたいという目的でスキルアップや自分の価値をたかめるというモチベーションも十分ありではないか?
そして、どういうスキルや価値を身につけたらこれが出来るのかを議論して見るのもいいと思う。就活生もそういう視点についても考えてみては?

アジアの脅威を煽るのもいいが、これを逆転の発想で考えて、チャンスにみてはどうかという提案。

なかなか行き詰まりの激しい日本ですが、ぼくはこういうスタイルでいったん外にでてみようと思うひとが増えると嬉しく思います。ワクワクしてきますよね!

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