合コンというオワコン

合コンはオワコンになっているのではと最近感じます。

そもそも恋人を得る方法、出会いの方法として、合コンほど非効率なものはないのではと思います。

会場に着くまで、だいたいどういう人がやってくるのはあまり情報がありません。医者合コンとか、弁護士合コンとか、フライトアテンダント合コンとかいっても、実際は、全員が医者や弁護士やCAなのではなく、そのなかの一人だったり。

友人が「すごく良い人がいる」といっても実際あってみると「友人評価」だったりするというのが、よくありがちなことです。

そもそも、合コンでは、相手のプロフィールも分からず、そもそも見込みがあるかどうかすら情報がなく、まったくの一発勝負、でたとこ勝負、といったところです。

出会い、恋人を得る、というのをゴールとした場合、これをマーケティング的に考えてみると、そもそも見込み客であるかすら疑わしいわけです。

通常の企業の活動でいったら、商品を売るのに、電話帳でランダムにアポって会いにいったり、もしくは友人に適当な人を紹介してくれ、みたいに頼んでいるようなもの。

しかも、その会合の費用は全部企業側の持ち出しです(男性)

こんな効率の悪い方法をしていたら、企業だったらもはや営業費用の無駄遣いと罵られてもおかしくない。

すくなくとも、現代の広告は属性を細かに指定出来ます。

アメリカでは、出会いのほとんどがもはやネットのマッチングサイト経由だそうです。国土がひろくてマッチングしづらいというのもありますが、そちらのほうが圧倒的に効率的だからでしょう。

マッチングサイトだと、相手の身長、年収、職業、学歴はもちろんのこと、喫煙者かどうか、既婚歴、趣味、価値観、結婚観、およそなんでもマッチング項目があるので、それで見込み客を絞り込むことができます。

厳しい条件をつけても、10名くらいは見込み客をリストアップできる。その見込み客にアプローチしたほうがはるかによい確率で、マッチングできるし、費用も節約できるでしょう。

すこし合コンから外れますが、先日、海外で働きたいという人からの質問をうけて、「海外ではたらくとなると、そういう志向のパートナーを見つけるのが難しい」といわれました。これに対する答えは、「海外で探すです。海外で就職した後で探せば、相手も海外に就職しているひとです。自動的に、この問題はクリアになります」

つまり、日本で「海外志向」のひとを探すよりも、すでに「海外で働いている」という見込み客のなかから探したほうが簡単(というか100%で該当)なわけです。

もう合コンというのはオワコンなのではないでしょうか。

もう少し現代的な出会いをするのがよいとおもいます。

セックスヘルパーの尋常ならざる情熱という本をかかれた坂爪さんは、自書のなかで、 考えられる限りのもっとも効率よく、最も理想のパートナーを得た体験を書いています。

彼は、マッチングサイトを使って、理想の結婚見込み客を抽出し、そのかたに、結婚提案書というか、自分の結婚の考え方なるものをお送りしたそうです(RFPみたいなもの)。完全なプルマーケティングです。そして、RFPを読んで、返信のあったかたと(入札があったかた)とお会いしたと。

理想の見込み客を抽出し、自分の結婚の条件に合意いただけるかたのみから返答をいただくようにしたわけですから、返信があったひとは、本人が嘘をついてないかぎり100%理想のひとです。

というわけで坂爪さんは、出会ってすぐに結婚することを決めたそうです。

先日も、出会った当日にプロポーズして、その日に婚姻届を出したというカップルの話しがネットで話題になりました。あの場合も、男性側が詳細な結婚のRFPを提示していました。

出会った当日に結婚というのは現在の常識ではびっくりですが、上記のようなプロセスを考えれば、十分合理的な意思決定だとおもいます。RFPに100%合致する提案があれば、その提案を即断即決するというのは企業としては何ら不思議な話ではありません。

というわけで、合コンはもうオワコンになっているとおもいます。

なお、マッチングサイトからぼくはお金はもらってませんので、いくら貰ったんだとかいうコメントするのはやめましょう。

それでは↓こちらが参考書籍です。

セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱 (小学館101新書)
坂爪 真吾
小学館
売り上げランキング: 98,587

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