別荘ではなく、むしろ東京の家を引き払うべし

週末は別荘。平日は都内でバリバリ仕事をして、週末は郊外の別荘でリフレッシュする。そんなライフスタイルが「理想」とされてきたと思う。都会と田舎の二重生活に憧れる気持ちは根強いものがある。
別荘の販売は下火のようだが、近年、週末にシェアでかりられる別荘がよく宣伝を出している。不動産の所有権を買うのではなく、利用権を買う。年に何日ときまった日数だけ泊まれるような別荘だ。

このタイプのものは、都内の家がメインで、別荘はリフレッシュである。
東京で仕事をして、余暇は田舎で過ごす。
こういう図式は揺ぎ無いとおもっていたとおもう。

しかし、ぼくは、敢えてこれを逆転させたほうが時代に合っていると考える。
つまり、田舎で気分よく仕事をして、東京に余暇(刺激)を求めてやってくるというものだ。


生活コストが安く、住環境のよい田舎を自宅兼オフィスにして、平日は仕事をする。
環境のよい田舎で、朝おきると空気はよく、通勤ラッシュから解放され、広々としたきもちで仕事ができる。実に気持ちがよいものだ。雑念を取り除き、集中して仕事に取り組むことができそうだ。

そして田舎はコストが安い。沖縄などでは東京の半分くらいのコストで借りられる広い物件などがあるし、北海道の古い一軒家を借りてみるのも良い。沖縄は暖かく、北海道には梅雨がない。
物価も安く、相対的な生活レベルはぐんと上がるはずだ。

しかし、田舎にこもっているとやっぱり退屈する。たまには遊びにでかけたい。それに、すこし情報の波から遅れることもある。
なので、月に数度、週末にだけ、東京に出かける。
東京で人に会い、新しい情報を仕入れて、それからちょっと遊んで、また田舎のオフィスに帰る。

むしろ東京の家を引き払い、東京のほうをテンポラリーとしたほうが効率がよい。
家賃が高く住環境の悪い東京の家をずっと借りず、シェアハウスに数日だけ滞在したり、ゲストハウスなどを利用して、東京の滞在のほうをテンポラリーにしてみてはどうか?

同様に、田舎ではなく、海外に本拠をもつのもおすすめである。
ベトナムや、フィリピン、タイなどの新興国に住んで、安くて楽しく暮らし、そちらを本拠とする。そしてたまに東京に帰ってくるのだ。

田舎や海外で仕事をして、余暇を東京で過ごす。
まったく逆のスタイルだ。

・通信手段の進化、スカイプなどで、リモートでも仕事ができるようになり、
・フリーランスなどの仕事スタイルが浸透し、滞在場所が自由になったことをうけて、
・むしろ住環境がよくコストの安いところを本拠として、
・東京などの都会は、情報収集と、人脈づくりのために、スポットで活用する

実際に、とあるセブに施設がある英会話学校の経営者はこのスタイルだ。
従来ならば、本拠は結局東京で、セブに長期出張でいくという2重生活スタイルをするのがいままでだろうが、この方は違う。
セブに生活の拠点を全部移してしまい、東京にもちょくちょくやってくるが、東京はテンポラリーで過ごしている。東京に滞在しているときは、シェアハウスに泊まり、コラボオフィスでノマドワークをしているのだ。

僕も、東京の個人事務所は来年中に引き払うつもりである。
海外にいくつか拠点をつくり、そちらをメインにして、東京はテンポラリで帰ってくるというライフスタイルに変更するつもりである。


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