ここ1ヶ月でもっとも意識が高い(笑)人を見つけてしまいましたので、この場でご報告いたします。

このエントリで、

この間、20代前半の大学の後輩2人と飲んでいたら「電子書籍業界に入りたいんですけど」と突然言われ、のけぞってしまいました。

という一節がありました。私もブログ主と同じく、のけぞりました。
この後輩たちがどのような意味で、電子書籍業界に入りたいといっているのかはわからないのですが、ずいぶん意識が高い(笑)なあと。

電子書籍業界なんて、そのブログ主も指摘しているけども専業の人が何名くえているのかわからないような業界で、まだまだ黎明期中の黎明期です。

その業界には、入る、というより、自分でチャレンジするのではないでしょうか。入る方法?そんなもの無い。そういう道がないところを歩くには、自分で作るしかないだろう。と私は思います。なにしろ、kindle ダイレクトパブリッシングは誰でも出版できるんですから、業界に入るもなにも、クソもあったもんじゃありません。やる気があれば、あなたもすぐに業界人です。

なので、いちおう丁寧にお答えすると、電子書籍業界に入るには、「電子書籍界隈に参入します」とツイッターでひとことつぶやけば終わりです。あとは勝手にいろいろやってください。

意識が高い(笑)ひとは、電子書籍業界という先端の業界に目をつけるという目の付け所は、まさに意識が高くてシャープですし凡人には及び難いところなのですが、そこに、レールがあるとおもって、業界に入るには?と聞いてしまうところは残念です。つまり、その業界の社員になりたい。どこかで雇用されたいっていう意識なんですよね、たぶん。電子書籍をやりたいという先端の志と、雇用されたいっていう身分をもとめるそのギャップが、意識の高さ(笑)の笑いどころなのです。

すいません。どうも私は、意識が高い(笑)人がいると突っ込みたくて仕方がなくなってしまうのです。他人のブログ記事に首をつっこみみすぎました。きっと気を悪くされているとおもいます。先に謝っておきます。

ではでは。

なお、電子書籍でで食うにはですが、そんなの誰もまだ正解を見出してないので、だれもわからないのが当たり前ですよね。ただ、市場は伸びていることだけはわかります。

黎明期のインターネットもそうでした。爆発的に普及することはわかるけども、ユーザーは増えるがどうやってお金にしたらいいのか、わからないまま、みんな可能性だけで突っ走っていたのです。

生き残ったヒトは、お金を生み出す、仕組みを作って、ビジネスの仕組みをつくったひとです。クリエイティブな経営者が残ったのです。

そういう意味では、電子書籍業界で生き残るのは、実力のあるライターでも、編集者でもありません。最初に生き残って大儲けするのは、電子書籍の仕組みで生きようと考える実力のあるビジネスマンです。

ブラックジャックによろしくの佐藤さんなんかは、完全に経営モードに入っています。どうやって自分のコンテンツを電子チャネルでマネタイズしていくのかを試行錯誤されていることがわかります。そのようにして、ビジネスの仕組み、お金のしくみをつくれたひとが勝つでしょう。

決して、出来上がった仕組みのなかで、上手い文章、良い文章を書く人がいきのこるわけではないでしょう。そこが、スタートアップ、業界が黎明期なところの面白いところです。ビジネスの才能があれば、文才がなくても逆転可能だからです。面白いですね。

なので、すでに業界が成熟して構造がきまったあとに、分業として成り立っているようなしごとの枠組みで考えているひとは、成功しないでしょう。

つまり、「電子書籍出版社」「電子書籍ライター」「電子書籍専門の編集者」といったものを名乗っているひとは、たぶん成功しないです。求められるのは、電子書籍の仕組みを開拓して儲ける「起業家・経営者」という職種のみです。ネットの黎明期には「ウェブディレクター」とか「SEO担当」とかそんな職種は存在しませんでした。ネット黎明期に存在した職種も「起業家・経営者」だけでした。

どうか、ブログにでてくる後輩が、自分で電子書籍の業界を作り出すということをやりたくて「電子業界に入りたい」といっていることを祈ります。ちょっと意地悪な書き方をしてしまいましたが(ごめんなさい)、電子書籍に興味をもっているひとは、未来を見ている仲間です。
せっかく、電子書籍という未知のものに興味をもっているのですから、すこし意識から(笑)の部分を落として、起業家マインドで、電子書籍業界の成功のモデルをつくっていこうじゃないですか。一緒に未来をつくりましょう。

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