マックジョブを辞めて、専門知識を身につけたいと希望する君に

話題のブログ記事、即戦力人材を求める大人と、「マックジョブ」に拘束される大学生
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/10751

が、割合的外れだとおもったので、僕の考えをまとめておく。

先日、「私は学びたいことがあるのですが、お金が足りず、飲食店でアルバイトをしています。でも、毎月数万円のために貴重な時間を費やすのは、正直もったいなく感じているんです。親も頼れず、奨学金は取れませんでした。どうすれば良いでしょうか?」という相談を受けて、答えに詰まりました。


皆さんは、冒頭の学生のような相談に対して、どのような答えを出しますか?ぜひ考えてみてください。宜しければコメント欄でご意見を書き込んでみてください。


とのことなので、僕のアドバイスを

「君は、奨学金を取る学力もなしにマックジョブは時間の無駄だといい、もっとやりたいことをやりたいという。いいね、君のその仕事への考えを変えない限り、君は、これからも一生その無駄なマックジョブをし続けるはめになるよ」

と言うだろう。
間違いないのは、彼がワープアへ一直線だということだ。


上記のような人は、ぼくは逆転君とよんでいる。いつも逆転のことばっかり考えていて、いまそのやっている仕事に付加価値をつけていこうと考えることができない。
こういうひとは、積み上げていく発想がないので、まわりの環境が変わったりすることをひたすら望む。そして、結局環境は改善されず、結局最底辺の仕事をずっとやり続けるハメになる。

マックでのバイトだって、視点を変えれば、

・世界のベストFCチェーンの現場でベストプラクティスを学ぶ経験

というとても面白い経験なのだ。この仕事から学べることを極めるとどうなるか?外食チェーンの店舗オペレーションの専門知識ということになる。

僕なら、マックでバイトを1ヶ月もすれば、店舗オペレーションを全部覚えて、次の月からアジアの未熟な外食店舗むけに、外食コンサルタントをしてがっぽり稼げるだろう。

つまり、

マックジョブからも面白いことを学び、それを価値として再現できるやつがいる。

一方で、たしかに、マックジョブをマックジョブとしかできず、マックジョブのまま甘んじてすごすひともいるだろう。冒頭の学生はそういうタイプだ。

そういう学生に、じゃあ、僕のところで、戦略コンサルティングのインターンをしてもいいよ言おう。これは専門知識を得る大チャンスだ。
でも、マックジョブをマックジョブとしかできないひとは、戦略コンサルのインターンでもせいぜいルーチンワークしかできないのだ。だんだんやれることがなくなり、パワポの清書や、エクセルのグラフの整形みたいな仕事しか振られなくなるだろう。

マックジョブをやってもそこから専門知識を学ぶやつはいるし、専門的なインターンに参加しても、ルーチンワークしか身につかないやつは身につかない。

専門知識というとあたかも時間があって教えてあげれば身につくみたいな感じだけど、全くそういうことではない。そういう上辺の知識では歯が立たない。求められている即戦力とはそういうことではないのだ。

イケダ氏は、
①何らかの社会的な仕組みによってマックジョブをけずってあげて、学生に専門性のあるインターンや専門性を磨くプログラムをやらせれば、専門性が高まる仮定をおいている。
②そして、即戦力が求められてキテいる社会の厳しさに耐えられるように、そうしてあげるべき、といっている。

両方とも僕の経験値とは違う。
①専門性のあるインターンをやらせても、身につかないやつは身につかない。
②専門性のあるインターンとやらで身につく知識は、社会がもとめている即戦力ではない。

むしろマックジョブでみにつけた、丁寧な言葉づかい、間違えない正確性、ルーチンをこなす基礎能力というのが大人からみたら「即戦力」と捉えられることも多い

冒頭の学生、マックで仕事といったってフルタイムで仕事しているわけではないだろう。
大学にもかよっているのだから。
その大学で何を学んでいるのだろう?大学は専門知識を学ぶところではないのか?
プログラミングでも学んで、プログラムのしごとをすればいいじゃないか。独学でもいい。
3ヶ月学べば、なにか仕事を受けられるだろう。そしてスキルを積んで、1年かけて、そっちの効率いいバイトで食えるようにしたらいい。

そうしたらマックジョブから抜けられる。同時に、社会から認められる即戦力にもなっているだろう。

僕は冒頭の学生が、その後社会でサバイブしていけるように、そういうサバイブの発想を学ばせることが大事だと思う。


#一生マックジョブしかできない人をどう貧困から救うか、マックジョブしか仕事がない現状といったテーマはまた論点が別なので混同しないでね。

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