ボクと会ってくれませんか?ソーシャル「アポ力」の勘違い。 – アポで信用を失わないための4分類マトリクス

アポ力が大事らしい。
いまやネットの時代で会いたい人とアポイントメントが取りやすくなった。
それは確かだと思う。ただ、反面、問題のあるアポをする人も増え、自ら信用をなくしてしまうことも多い。
僕のところにも、最近、へんなアポがよく来る。立て続けに学生からよくわからないアポが来たので、完全に無視した。

そこで、アポを例によってコンサル風にマトリクスで分類して、検証してみた。

アポに際して、
・企画内容がちゃんとしているかという軸
・アポのルート(紹介か突撃か)とう軸
で分類した





①は、いちばんまともなアポである。
僕の知っている人の紹介を通し、ちゃんとした企画を持っていくる。
これはまず断ることはない。
企画内容といっても、千差万別だが、
「ビジネスプランについてご意見をきかせてほしい」
「学生団体の活動に協力して欲しい」
「講演をお願いしたい」
「❍❍について調べているのでインタビューをお願いしたい」

別に、一方的なインタビュー、一方的に話をきかせてほしいでも構わない。その話をきかせて欲しいという理由が明確であれば問題ない。

この場合断るのは一つの場合のみ、つまり企画内容に私の力不足で期待にそえない場合である。たとえば、専門外のこと「地球温暖化の見通しについて調べているのでご意見ください」などは、僕が知見を持ちあわせてないので答えられない。

②は、チャレンジ精神を認めるアポである。
紹介をへてくるのがベストだが、どうしても人脈がつながらない場合がある。学生などは人の紹介を辿るのは、なかなか難しいだろう。その場合、ネットなどでしらべ、twitterなどで、ダイレクトにアポを入れる。
この場合も、内容がしっかりしていれば、ぼくはさほど悪い気はしていない。
内容をみて、真っ当だとおもったら、快く応じるようにしている。アグレッシブな企画の場合、アグレッシブな姿勢も含めて面白いとおもう。

③は、図々しいひとである。
さして内容はないのだが、とにかく一度お会いしたいという場合だ。しかも、だれかの紹介があるので、ちょっと断りにくい。
内容があればいいのだが、たいがいは、「単にお会いしたい」とか「情報交換の一環として」といったものが多い。この手のアポは、今後は断るようにしようとおもう。

お会いしてみると、世間話だけして終わることが大半だ。
終始、なにか関心ごとが一致するわけではなく、噛み合わずに終わることも多い。

もちろん大変考えていることが似ている人もいて、大いに盛り上がることもたまにあるのだが、そういう人の場合、アポの時点で「僕はこういうことを考えており、こういう意見をもっているので、いちど議論させてほしい」といった具合に、中身が明確である。


さて、次が本丸だ。

④が、いま流行っているアポである。

突然、twitterや、ソーシャルメディアなどで連絡がきて、あってくれませんか?というものである。
twitterやソーシャルアポのほとんどがこのタイプである、

最大の特徴は、この文言があることである。

「僕とあっていただけませんか?」

君とあってどうするの?
と言いたい。

なにするの?

目的不明である。というか、実の所こういうひとは、私にあう用事があるわけではないのである。
単に、有名なひとと会って話したら、なにか自分が変わるきっかけになったり、閃いたりするかもしれないという期待が一方的にあるだけである。
だから、私だけではなく、手当たり次第にいろんな人に送っている。
なぜ私なのかに対する言及や、私に対して聞きたいことなども一言も書いてない

さらに最悪だったのは、
「ボクは、過去に❍❍さん、△△さんにもお会いしております。」
(❍❍さんはtwitterで誰もがしってる有名人)

と書いているひとがいたこと。
失礼千万。どれだけアホなのかと思う。
あの❍❍さんや△△も会ってくれたんだから、より格下(有名じゃない)大石さんなら、当然会ってくれますよね?みたいな論理展開・ニュアンスを感じる。

このタイプのアポは、無視するようにしている。

それにしても、twitterやソーシャルメディアをとおした「アポ力」をつけようという話が、こういうことになっているのは本当に悲しむべきことだ。
有名人にtwitterで突撃してアポって、会うことができる数を競わんばかりだ。
会うことが目的になって、あの人と会えました自慢みたいになっているやつもいる。

最後に私の方針を書いておく。
当たり前だが、基本は①しかしない。
企画を書き、人の紹介を得る。これは、営業と一緒だ。営業と一緒だとおもっている。

6 degreeという法則があって、6人の人を介せば世界のひとは誰でも繋がっているらしい。
僕も6人の人を介せばオバマ大統領にも繋がっているかもしれない。

幸い、facebookなどで繋がり可視化されている場合もある。
だからこそ、余計、丁寧に、そのルートをたどって、紹介してもらうのが正攻法である。
この手間は僕は惜しまない。

ただ、どうしてもツテが見つからないという場合がある。
そういう場合は、ダメ元で、突然ですがというメールを送る場合がある。ただしそれはあまりやりたくない。というのも、突撃して無視された場合、次の機会は難しくなるからだ。

「お話しませんか?」というのに関しては、僕はよくやっている。
え、さっきの話と矛盾するって?
いやそうではない。
twitter上で会話して、何度もメンションを投げ合ったりして、共通の話題についてすでにやり取りを行なっている人の場合である。
機が熟したので、オフでも一度お話ししませんか?というアポである。
これは、実際お会いしてみると、お互いに話が盛り上がり、よい人脈につながる。
これが本当のソーシャルアポ、ソーシャルな出会いである。ぼくはこれは大切にしている。

本当のソーシャルアポと、単なる勘違いの「ボクと会ってください」、このふたつを区別しないといけない。

勘違い突撃アポが許されるのだというへんな空気がある。ソーシャルメディアの使い方をまちがっている。勘違いは迷惑だ。
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