ロケーションに依存しない収入を増やせ! – 月に20万円貯蓄を可能にする方法

収入のノマド化ついて。

収入には、ロケーション(稼ぐ場所、働く場所)が固定になっている収入と、そうでない収入がある。

ロケーション依存の収入とは、例えば、公務員などは最たるものだろう。東京都に雇用されていれば基本的に東京都に住み、東京都で働かなくては収入は得られない。

一方で、稼ぐ場所に依存しないロケーション非依存収入とは、例えば、文筆業のようなものだ。世界の何処で文章を書こうが問題なくどこで書いた文章かは問われない。

前者を、定住収入(Location depended income)といい、後者をノマド収入(Location Independent income) という。

この2つでは価値が異なる。
これはオフショアレバレッジ効果を利用できるからだ。



前者の定住収入では、東京で働く人は、東京にすまねばならない。東京では賃金水準が高く、収入は良いが、その分コストも高くなってしまう。
同じように、ニューヨークで働く人は収入もよいが、マンハッタンの家賃は世界でも有数の高さだ。
このような定住収入のひとが、地方にいくとどうだろう。たとえば、コストの低い沖縄に引っ越したとする、すると、こんどは収入も地域の水準にあわせてダウンしてしまう。
つまり、収入と支出の水準が、地域の水準とリンクしている状態だ。

ノマド収入においては、地域の所得水準と、支出水準をぶった斬ることができるので、ここにオフショアレバレッジを効かせることができる。
つまり、沖縄の低コストの暮らしをしながら、東京水準で物を売るということができるのだ。

元々オフショアとは、生産が安いところで物をつくり、高いところで売るということを指す。つまり、中国で安くつくり、日本で高く売る。この価格差を利用することで儲かる。

製造にしても、日本でしか製造できないものは、定住の製造であり、高く売れてもコストも高くなる。一方で、中国やその他もっと賃金が安いところで(同じクオリティで)製造できるものは、高くうれてかつコストは下がる。これがオフショア効果だ。

個人でも、定住収入ではなく、ノマド収入をえれば、オフショア効果を使うことができる。
安い地域で仕事をし、高い地域の貨幣を得るというわけだ。

同じ25万円の手取り収入があるとしよう。
定住収入の場合、たとえば、東京にすんでいれば、ワンルーム8-9万円の家賃、食費、光熱費、高い交際費、あわせて25万ではたいして手元に残らない。
かといって、宮崎県に引っ越してしまうと、今度は田舎で仕事がなく、20万円の仕事にしかつけなくなる。生活レベルは改善しない。

これがノマド収入30万円の場合どうだろう。
宮崎県に住みながら、30万円のお金を得られれば、余裕ができる。仮に20万円で生活できれば、5万円の貯金を生み出せる。

さらに、これをベトナムでやるとどうか。ベトナムでは月3万円あれば生活でき、5万円あればな東京のワンルームより広い場所に住むことができる。そうすると、20万円の貯蓄ができることになる。

手取り25万円のひとが、月に20万円貯めるには、

<定住所得>
手取り45万円まで稼ぎをアップさせる必要がある。

<ノマド所得>
ベトナムに行くと、20万円貯まる。

もちろん、ノマド収入にてもっと稼ぎをアップさせながらベトナムを維持すればさらに貯まる額は大きくなる。

企業であれば、常にP/L(損益計算書)の利益を考える。売上が上がってもコストが大きくなったら利益はでない。一方個人の場合、売上を伸ばすことには一生懸命になるが、どれだけ利益が残るかはむとんちゃくのように見える。
個人もP/Lで考えて、最適な収入源と移住地の組み合わせを模索するべきだ。(模索できるような仕事を目指すといい)

また言わずもがなだが、ロケーション非依存の収入モデルは、働くほうは会社に出勤するわけではない。圧倒的に自由で、時間の制約も受けにくい。ロケーションフリーは、結果として、同時に時間的制約からも開放のヒントを与えてくれることになる。これが私の考える経済的にも時間的にも豊かな本当のノマド民の姿である。
ネットを使って収入の100%をロケーション非依存収入にして、地方や新興国を中心に物価が安いところに住み仕事をするスタイルを、デジタルノマドと言う。

理論的にはこのとおりだが、そんなの机上の空論だというひともいる。

たとえば、私の主宰する、facebookコミュニティtyk projectsは、完全にロケーション非依存の収入源だ。オンラインのコミュニティに書き込むことでサービスが完結するので、何処にいてもお金が稼げる。時間にも拘束されず、空いた時間に書き込めば良い。そして収入は日本円で入ってくる。
実際にはこういう収入を実現したひとは、みなさんが思っているよりもはるかに沢山いるが、表にはまず出てこない。コミュニティでは、このようなロケーション非依存の収入を作った人や、新興国に移住生活をしているデジタルノマドが複数参加しているので、その方たちとディスカッションをして、具体的なノウハウをブラッシュアップしている。

また、そんなノマド収入など特殊すぎて参考にならない(頭から否定して取り組む意味が無いと考える)人のために、半ノマドの話も書いておく。海外就職コンサルタントのもりぞお氏から教えてもらった、海外就職の事例だ。

インドネシアの日系企業に就職した人の例である。新興国にいくので、給与は日本の水準より落ちてしまうが、日系企業なので、現地水準よりは遥かに高いべらぼうに高い給与をもらえる。そして現地の生活水準で暮らす(実際はプール付きのコンドミニアムに住んでいる)
すると、東京で働いているときはブラック企業で貯蓄できなかったこのひとが、いきなり生活水準は5倍くらいになり、さらにどんどん貯蓄もふえているという。
海外で働ける能力も、完全なノマド収入ではないが、半ノマド収入であるといえよう。

【ノマド研究所5期会員募集のお知らせ】人生は短いです。あーやりたい事があるのに、何か思い切って一歩を踏み出せない自分にいらいらする、もっと自由に生き見たいのに。ノマド研は、ノマド的な生き方を志向するひと、ノマド的な生き方を実践するひとのネットワークです。400名以上の価値観のちかいメンバーと一緒に語らいましょう。⇒ご案内