安心を求めて-社会の変化に対応する2つの行動タイプとは?

ご存知の通り、2000年代は、かつてないほど変化の多い時代だ。
日本はなかなか変わろうとしないが、それでも変化の波にさらされている。

その中でどう生きるか。
変化する時代、という現象に対して、どういうスタンスをとるのか、という方向性が両極端にわかれているように思える。2つの順応タイプがあるが、両方とも、変化にたいして安心したいということが根本にある。しかしながら、行動は全く反対を向いている。一方がリスクと感じることを、一方は安定と感じ、一方が安定とするものを一方はリスクと捉える。



ひとつは、変化に対応できるようにすることだ。
会社の雇用も守られないのであれば、会社にしがみつかないですむような普遍的なスキルを磨く。会社に依存しない、独立するという選択肢も考える。
引越し、移住などが機動的にできるように、持ち家ではなく、賃貸で暮らす。
変化に対して、自分もその変化についていけるよう、柔軟に、身軽にするという方向性である。彼らにとっては、いつ何時も変化に対応できることが、安心の材料となっている。

しかし、もう一方のスタンスをとる人もいる。
変化に対して、さらに、もっと安全なことをしようとする。
終身雇用を謳う会社に就職する。
かつて人気だった外資系の華やかだが不安定な職業は人気がなくなり、都市銀行や商社が人気ランキングに返り咲く。
結婚市場では、安定しているインフラ企業が人気だ。結婚相談所の友人によれば、東京ガスなどの社員が大人気だという。公務員、警察官といった、滅多にクビにならない職業もかつてない人気である。
さらに、持ち家を買う人率も6割前後と、変化はあまりないようだ。
私のまわりでは滅多にいないが、35年ローンを組んでマンションを買ったという人の話はよく聞く。これらの行動は、社会の変化に対して、なるべく変化しない環境に身をおくという順応行動だ。
変化のすくない会社に就職し、家を買ってなるべく早く生活を固定化する。それで安心を得る。

おなじ、社会の変化という現象にたいして、かくも両極端の順応行動がある。
想定している変化レベルの最大値をどこに想定しているかによって、対応が違うのだろう。それを大きく見積もる人は、前者の順応をし、それを小さく見積もっているか、分からないひとは後者の順応をする。

波が大きかった場合、後者の対応を取った人は、波によってすべて転覆するだろう。
波が予想より小さく、なんとか乗りきれた場合、前者の順応のひとは、やりすぎだった、いらぬ苦労をしてしまったということになるかもしれない。

私は、変化を大きく見積もっている。私の考えでは、日本の社会の変化は、これでは済まないと。今の変化はせいぜい舟で横揺れしているレベル。今後は、台風レベルの変化も起こるだろう。
住居をすぐ変えないといけないといったレベルはアタリマエのこと、住む国や働く国さえもサクッと変えるレベルくらいの順応が必要であると私は予想している。


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