ニート体験のススメ – 12日間で人生が楽しくなったニートセラピー効果

お盆終了。

さて、今年の夏休みは、お盆の前の週から体調を崩してしまい、結局その週と、お盆の週、ほぼ12日間くらいまるごと休みになってしまった。

休みというと、今までの僕だと、せっかくの休みだからなにかやらないとおもって、逆に張り切っていたように思う。

・せっかくの休みだから国内旅行じゃつまんないから、海外に旅行しにいったり
・海外に行けないときは、充実した時を過ごそうと、昨年は1週間の休みのあいだに、本をほぼ一冊書き上げるくらい執筆をしたこともある。
・せいぜいBBQとか、人と遊びに行くとか、なにか楽しいことを1,2発やらないと

ようするに、休みは目一杯エンジョイしないと気が済まないたちだったのだ。
無為に時間が過ぎるのが一番つらかった。成果がでないとつらい。

・旅行もいけてない
・楽しいことしてない
・なんも成果が出ていない。

だから、休みでちょっとだらけて昼の2時くらいまで寝てしまい、ちょっとメールをみたらもう夕方の4時で、夕食の支度をしにスーパーにいったりするとき、

「この一日は何だったんだ」

と考えて、落ち込んでしまうことがよくあった。

これって、なんていうのだろう。
仕事でも、そういうのってあるとおもう。
成果を追い求めるばかり、一日仕事でうまくいかないと、「今日も遅れてしまった」と考えるようになったり、「他のひとは成果をあげているのに」と焦ったり。



僕は、冷静にいま振り返ってみると、休日もうまくエンジョイできなかったらしい。
2003年頃、最初に立ち上げたネットの会社をやめて、2004年に今の会社を設立するまで、一年ぐらい結構ゆるやかに仕事をしていた時期があるのだが、
そのあいだも、
「おれがこんな旅行とかしている間に、他のやつは次の事業をつくって、ドンドン大きくしている」
「おれが1年間ぼーっとしていた間に、一年前立ち上がったXX会社はすでに社員が20人まで大きくなっている」
とか、そんなことばっかりかんがえて、焦りまくっていた。
けっこう旅行とかしてたんだけども、はっきりいってあまり楽しくなかった。
エンジョイしてなくて、何もしない時間ができればできるほど、焦ってしまい、他のもっと猛烈なスピードで仕事をしている奴に負い目を感じて、俺ってなんてダメなんだっておもって、暗くなっていた。

前置きがながくなったが、今回の夏休みの話にもどろう。
今回は、体調を崩して、そのまま休みに突入したこともあり、
本当にまったく何もしなかった。

以前の僕なら、休みの間でもメールをチェックしたり、ツイッター書き込みしたり、それなりに細切れの時間で会社の事務処理したり、いろいろと、バリバリと仕事をしたもんだが、
今回に関しては、体調不良ということもあり、ほんとになんもしなかった。
ツイッターやらず、
メールは読まず、
なにをしていたかというと、
ひたすら疲れて寝て、
寝たいだけ寝て、
起きたらぼーっとして、
適当にだらだら過ごし、
また寝たくなったら寝る。
生産性のあることは一切しなかった。

そういうのを1週間やってみて、考えが変わった。

こりゃいいや。
別に焦る必要なんかないと思った。
昼の2時におきて、ぼーっとしたてたら日が暮れてしまっても、
その日を無駄にしたと思わず、
あー疲れていたんだから、沢山ねむれたし、
昼過ぎまでねむっていて、気持よかったー
と思ったし、(体調わるかったのでホントにそうおもった)、
また、そのあとだらだらして、夜の12時ごろには、だるくなって、また寝てしまった。
おきてる時間が10時間。
睡眠時間でなくて、おきてる時間が10時間。
こりゃなんと怠惰なんだろう。

でも、意外とそうして、ホントに何にもしてないと、
心のそこからリラックスできるようになった。
別に、メール返事しなくてもいいや、ちょっと仕事がすすまなくてもいいや、まあいいや、本の原稿も進んでないけどまあいいや。
こりゃまるでニートみたいな生活だけども、
まさに、ニートを実践してみたところである。

これははっきり言って、極楽である。
なんも心配事なく、単にくらすだけのことがこんなに心が休まるとは。
以前なら12日もやすんで、家に閉じこもっているだけ、どこにも出かけず、仕事も進めず、原稿も一枚も書かない状態だったら、あまりに無駄な時間をすごした自分に全力で非難をあびせていただろう。
しかし今回12日間、ほんとになんもやらなかった。

そしたら、よのなかの見え方がかわった。
短い間だけど、ニート体験。

もしくは、完全にリタイアしたら、こういう感じなんだろうなー、というのがわかったというか。

ゆるく生きても、人生楽しい。

オチがないって?

オチを書かないと。

そうおもったら、ニートのphaさんの生活が、なるほどと思えるようになった。
いまなら、まさにphaさんの生活がとても豊かに感じることができそうだ。

phaさん、ぼくも立派にニートできました。
ニート初級くらい。


で、たぶん、phaさんの本「ニートの歩き方」もきっとそういうニートの勧めが書いてあるんだろうなと思い、ニートに目覚めた僕は、今日からこの本を読み始めたというわけ。

みなさんも、もっとだらだら過ごしてみてください。
10日間くらい、徹底的にだらだらとすごしてみてください。
世間のしごととか忘れて、徹底的にニート

え、そんなのやってるって?
いえいえい、バリのリゾートとかいってはダメです。リゾートを満喫しないといけないという脅迫観念がうまれてしまうので、それではダメです。
家で、だらだらすごしましょう。
徹底的に自堕落に。
世間のことは忘れて。
これってなんでしょう、世間と繋がりを断つという意味で、断舎離じゃなくて、なんだ、仏教でいったら、仏門にはいったりするような、まさに出家の世界かもしれぬ。
出家は欲望をたったりするけど、ニート修行は欲望だらけでもりもり。
ニートと出家は紙一重。
ニート修行ですわ。


あ、ニートセラピーっていったほうがよさそうですね。


けっこういいと思います。心底つかれている人に、これ効くとおもうんですよね。
お陰で、ぼくは、なぜかやる気もでてきてしまいました。わけわからん。
それに、なんだか人生がとっても楽しくなってきました。
すごいなニート。

え、まだオチがない?

オチつけましょう。

今回、気付いたこと。

「僕、ニートの才能あるかもしれない」

僕、ニートになるかもしれません・・




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