転職はスキルアップではなくオポチュニティ探しと肝に銘じろ

昨日、ふとツイートしたこれが、あっというまに400 Fav/ 400 RT 近くになり、びっくりしている。それほどキャリアや転職にはみな関心が高いのだろう。
なんど強調しても強調しすぎることはないが、転職はキャリアアップやスキルアップではなく、オポチュニティのミスマッチ解消だ。

わかりやすいのはプロスポーツだろう。長年控えの選手だったが、先発の選手が突如怪我をしたりして、リリーフの機会が訪れる。その時によい活躍を見せることができればチャンスはやってくる。先発の選手が復帰してしまうことがあるが、その場合トレードで他チームでの先発のポジションが回ってくることがある。

転職も同様だ。
上がつっかえていて、せっかく実力があるのに、活躍できる場所がない。
こういうケースは、転職で解決出来る場合がある。ベンチャー企業や、知名度の低い会社に移籍することと引換に、ポジションをあげてもらう。
これは、一瞬、肩書きが上がることがあるので、キャリアアップに見えるが、実際はオポチュニティのマッチングであり、ポジションの調整である。
転職したからスキルがあがるわけでも、キャリアが上がるわけでもなく、実力を発揮し、実績をつくる機会が与えられるだけだ。その実力に相当するものは、前職で磨いておかねば、いざ先発のチャンスがやってきても、実績をつくることはできない。

もう一つは、向いてないポジションを調整するものだ。
プロスポーツでいえば、チームの戦術が自分の強みに合わず、うまく実力を発揮できないケースだ。守備の選手を追い抜いて長いパスを取るよりも、ルートを正確に走ってパスを正確にとるほうがうまい選手は、ロングパスを多用するチームでは力を発揮できない。そういう選手はチームの戦術が変わらない限りミスマッチが置き続けるから、他チームに移籍することでそれを解消する。
仕事においても、あつかっている商材や売り方をふくめ、会社の方針が合わず、実力を発揮できない場合がある。そういう場合は転職で、より実力を発揮できるところに移籍する。

いずれにしても、実力ありき、である。
転職すると実力があがったりするわけではない。
転職=キャリアアップというのが幻想だ。
転職とは、ポジションの調整、ポジションのミスマッチの解消手段に過ぎない。
これを勘違いして転職すると、転職先でもまた同じことになる。

一方で、実力のあるひとにとっては、見事に現在のポジションの悩みを解決できるような転職オファーが舞い込むことがある。そういうときに、思い切って転職できるかどうかもひとつの能力だ。よりブランド力のある会社へ転職することばかり考えているひともいる。会社名・ブランド名などにこだわるばかりに、ポジション調整という本質を見失うひとがいる。

私の知っている例では、某時価総額数千億円になった会社の財務系のポジションだ。上場前に良いポジションがあって、私が声をかけたが、大手の企業にいた人は全部ことわってきた。知名度がないうえに、ゲーム会社だから。ちなみにあとから聞いたら、このポジションに転職したのは、某外資系金融のもっとも優秀な人だったらしい。
もっとも優秀なひとは、こういうときに思い切って転職する。
優秀でない大企業にいるだけのひとは、こういうとき自社ブランドを棄てられない。
前者の人は、今資産が何十億円あるのかしらないが、無人島くらいはポケットマネーで購入できるくらいになっている。


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